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一人の時間に、慣れていこう

みなさまご存知のとおり、夫に離婚を宣告されてから早くも半年になろうかというところ(誰に語りかけているのか?笑)。

夫に別宅を探してもらうことになってから既に2ヶ月近く。未だに物件を探している気配も、出て行く気配もない。

夫が家にいることに不愉快を感じているわけではない(いずれはどんな形にせよ、決着がつくだろうが)。ただし、夫と二人だけで家にいるのは苦痛である。

今日は久しぶりに夫が土日休み。よって、子供たちを夫に預け、私は朝から友達の誕生日プレゼントを買って、その後007の映画を見に行こうと思っていた。

娘は友人の誕生日会に呼ばれていて、夫は送迎の必要がある。夫は、息子を実家に預け、娘を誕生日会に送り、自分はお茶でもして、その後、娘と息子をピックアップする予定を立てているようだ。

午前中、あまりにも天気が良かったので、いつもはサッと車で出かける距離だが、今日は歩いて友達の誕生日プレゼントを買いに出かけた。徒歩20分程のセレクトショップまで、歩いて出かけた。お目当てのバックを購入し、帰りは遠回りをして帰ってきた。合計1時間ちょっと歩いた。

途中で、「結局何を楽しんだって、またすぐに悲しくなるんだから、全て無意味だ」と例の虚無感に襲われた。散歩をしながら、「それでも私は今日を今を生きてる。これはすごいんだ」と思いながら、涙しながら、歩き続けた。

映画に行こうと思い立ったのは、「私は自分で自分を幸せにできる」、「一人時間を楽しめる」と自分に証明したかったから。自分を勇気付けたかったから。

でも、家に戻ってから、思った。

まだ映画に行くのは早すぎるかな、と。そんなに気合入れて、すぐに自分に証明しなくなって良いだろう。今日は家で別ことをしながら、一人時間を楽しんでみようと、思った。

実は、今夜は、お友達と外食の約束をしている。予定を詰め込むことが趣味の私だが、今は少しブレーキを掛けてみる。

本当は「映画館に一人で行って、耐えられなかったときのセーフティーネット」、「一人で映画をがんばった後のご褒美」と思ってお友達と約束していた。でも、いいや。映画に行かなくたって、ご褒美もらったって良いよね。

ということで、家で娘の水泳教室を探してみたり(娘はまだ首を縦に振らないが)、ドラマを見たり、ちょっと掃除をしてみたりして、過ごした。

今はブログも書いている。

何かしても、何もしなくても、時間って過ぎていくんだと、今少し驚いている。何かをしたわけでなくても、ただただなんとなくだけど、今日も一日が過ぎていく。

私、一人で、居られた。

今まで一人暮らしをしていた期間は短く、夫と付き合い始めてからはすぐに同棲、子供が生まれてからは常に子供が一緒だったので、一人になることが怖かった。夫に離婚宣告されてからは、孤独を極度に恐れていた。

でも、私、案外、やっていけるのかもしれない。

散歩して、ご飯食べて、TV見て、ドラマ見て、本読んで、ブログ書いて、ちょっと掃除して、お絵かきもして、寂しかったらラジオかけて。足りなかったら筋トレしても良いし、寂しかったら誰かと電話しても、会っても良いわけだし。

そうやって過ごしていけば、一日は過ぎていく。土日が過ぎれば平日がくる。平日は仕事もある。

うまく言えないけれど、その瞬間、その瞬間にやりたいかなと思うことを、ボチボチやっていく、それで良いのかな、と思った。

私の場合、体の調子が頭の調子に直結するように思うから、食生活と散歩、ストレッチ、睡眠を大切にして、一日一日過ごしていれば、いつか、この暗いトンネルも明るくなるかな?と。

いつか夫と別居して、子供が夫の家に宿泊するような時がきても、私は一人でやっていける、やっていこう。

一人での時間を充実させられることができたら、きっと、子供たちが巣立ったときも寂しくない。

一人の時間を充実させられる=自分が自分の支えとなる。私が自分を支えられるのであれば、子供たちも私に寄りかかれるもの、ね。

一人の時間に、慣れていこう。

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