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料理の基本・コツ|枝豆の下処理~ゆで方

実家から届いた枝つきのえだまめ。

実家のお父さんが趣味でしている畑は、昔から農薬などかけていないので、できるものがとにかく健全で味も香りも抜群。

実の付き具合がまちまちですが、これもまた愛嬌。
そしてよく鳥や虫にぱくぱくされていますが、それも安全でおいしい証拠。
ありがたいです。

さて今回は、このおいしい枝豆を塩ゆでにしていきます。


分量は塩の量くらいなので、いきなり作り方からどうぞ。

1、枝からさやを切り離します。

枝は固いので、よく切れるハサミを使ってください

写真で見切れているはさみ。
長く使っているので持ち手のところがはげはげですが、抜群の切れ味で我が家の台所の強い味方です。


2、余裕があればさやの両端を少し切り落します。こうしておくと味が入りやすくなります。

ぷくぷくしていてかわいいですね


3、茹でるお湯の量に対して4%の塩分濃度になるように塩を計量します。
※4%は水1lに対して塩40gの割合です。青物をゆでるときには3%なので、それより少し多いくらいですね。



4、両手で混ぜて塩を刷り込みます。


5、沸騰したお湯に枝豆を入れます。4~5分を目安に茹でます。

ボウルに残った塩もすべて加えてください

ゆで上げのためにボウル、ざる、すくう網を用意。


6、時間になったら豆の固さを確認して引き揚げます。


7、水にはさらさずおか上げにすると、水っぽくならずほくほくの食感が楽しめます。
☆ゆでたり、煮たりした材料を、水に落とさずに、ざるなどに引き上げて冷ますことを「おか上げ」といいます。


8、塩味を確認して足りなければ、温かいうちに軽く塩をしてください。

ゆでたてを食べるしあわせ


また別の機会にお話ししたいと思いますが、使う塩によって仕上がりの塩味が変わります。今回は旨味のある海塩を使いました。

こちらを使うとまろやかな塩味で、お豆の甘みが楽しめます。
しっかり塩味を付けたい場合は焼塩がおすすめ。ビールにはこっちか。


■枝豆について
枝豆はもともと大豆を若いうちに収穫したもの。
大豆の収穫時期が10月頃で、その前の7~9月が枝豆の旬。
近年では枝豆専用の品種が数百種類もあるそうです。

栄養成分としては、タンパク質、糖質、脂質、ビタミンB1、B2、C、カルシウムと、様々な栄養素がバランスよく豊富に含まれています。

枝豆に含まれるビタミン類とタンパク質のアミノ酸が、アルコールの分解を助け、肝臓の負担を軽くすることから、「ビールに枝豆」の組み合わせも理にかなっているといえます。

とはいえ飲みすぎは禁物です(笑)

旬の味楽しんでみてください!


最後まで読んでいただいてありがとうございました!
みなさんの日々の料理の参考になりましたらうれしいです。

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