【曲】オリンピックのテーマ

久しぶりになってしまいました。元気に生きています。

明日で終わってしまいますが、毎晩オリンピックを見てドキドキや感動、切ない思いをもらっています。オリンピックといえばNHKの大会テーマソングが毎回いい仕事してますよね。今回は特にお気に入りの曲をいくつか。


(1) 栄光の架橋/ゆず(2004アテネ)

言わずと知れた名曲ですね。

誰にも見せない泪があった
人知れず流した泪があった
悔しくて眠れなかった夜があった
怖くて震えていた夜があった

スポーツに限らず、何かに挑戦し、挫折や悔しさを味わったことのある人は共感してしまうのでは。

(2) GIFT/Mr.Children(2008北京)

歌詞が一番好きな曲です。

一番きれいな色ってなんだろう?
一番ひかってるものってなんだろう?

オリンピックのテーマ曲で、歌い出しからこれはずるい!心に響きます。

地平線の先に辿り着いても 新しい地平線が広がるだけ
「もうやめにしようか?」自分の胸に聞くと
「まだ歩き続けたい」と返事が聞こえたよ

何かができるようになって次のステージに上がると、そのステージの広大さや困難さに直面する。できるようになったかと思えば、またできなくなる。
それでも「続けたい」という気持ちが答えなんですよね。
才能や可能性よりも大事なこと。

白と黒のその間に 無限の色が広がってる
君に似合う色探して やさしい名前をつけたなら
ほら一番きれいな色 今君に贈るよ
降り注ぐ日差しもあって だからこそ日陰もあって
そのすべてが意味を持って 互いを讃えているのなら
もうどんな場所にいても 光を感じれるよ

最上級の喜びを味わった選手、この上ない悔しさをかみしめた選手、色々いると思います。悔しい思いをした選手も、いつかまた前を向いて、「あのときがあったから今がある」と思える日が来ることを願ってやみません。

(何かっていうとメダルにこだわり、選手にメダルを煽ってプレッシャーをかけるメディアのやり方にはいつも疑問を感じています)

(3) HERO/安室奈美恵(2016リオデジャネイロ)

リズムや曲の緩急もよく、競技の写真や映像によく合う曲だなと思います。

強くなれる訳は大切な人が 常に笑顔で支えてくれた
だから乗り越えられる 険しい道のりも
響く声にそっと耳傾ければ
離れていてもみんなの想いが
今まで私の背中を押してくれたよね

今回のオリンピックは、必ずしも歓迎されたものではなかったと思います。
「開催している場合じゃないだろう」「こんな状況なのになんで開催するんだ」と思う人もかなり多くいるのではないでしょうか。

私も複雑な思いで見ていました。ニュースの見出しは
「〇〇選手が金」
「感染者数 最多更新」
が連日並ぶんだもん。

スポーツを見るのは楽しい。勇気をもらえる。励まされる。
でも、増えてほしくない数字がどんどん増えていって、この国は、世界はどうなってしまうのか。

とにかく複雑な思いで見ていました。
自分にできるのは、感染対策を続けることかなと思いながら。

歌詞の話に戻ります。
各選手の競技終了後のインタビューで、注目していることがあります。

感謝を言葉にするかどうか。

「コロナ禍の中で開催していただいて…」までは言わなくとも、歌詞にあるような、身近な人への感謝だけでも、口にするかどうか。

そういう選手はますます応援したくなります。

悔しい結果のときでも「全然だめでした」と否定ばかりにならないような、私もそういう人でありたいです。

スポーツは人生の縮図で、いろんなことを学び、感じ、背中を押してもらえますね!

まとまりませんが今日はこのへんで。