初めてタロット占いをやってもらったらまさかの占い師側も初診だった話。
皆さんは占いって信じますか? それとも信じませんか?
自分は、そのどちらでも無かったです。
…と言っても、ある部分においては信じていました。それは「占いは統計学」と言われている部分においてです。
例えばありとあらゆる文字を見てきた小説家が文章を読むだけでそれを書いた人間の人となりが分かると言われているように、その分野を極めた人というのはそれまでインプットしてきた膨大な統計データの下にある程度の予測を立てることが可能だと言われています(いわゆる顔を見ればその人となりが分かるというやつの超強化版だと考えて頂けると分かりやすいと思います)。
…つまり自分は「統計学」という面においては占いを信じてはいましたが、占いそのものについてはあんまり信じていなかったように思います。
ですが最近、そんな凝り固まった価値観がブッ壊されるような出来事が起こったので、今回はその内容について書かせて頂こうと思います。
始まりは、自分がnoteでめちゃくちゃお世話になっているヨマさんというイラストを主に身近な体験談などを投稿されているクリエイターさんのとあるつぶやきでした(素敵なイラストの数々がみんフォトに登録されているのでどんどん使いましょう。とにかく速筆なので記事に合うイラストが見つからなくてもいつの間にか新たなイラストが更新されていたりします。凄!)。
自分はこれまでアプリの手相占いくらいしか占いというものに触れたことがなかったので純粋に興味があったのと、ヨマさんにイラストを描いてもらえる!(むしろこっちの気持ちの方がメインだった気がします)ということもありすぐに応募することにしました。
自分はあんまり自分自身のことを発信するタイプではなく(純粋に恥ずかしいので)、なおかつ占いについて造詣がないためもしかしたら占いってわりと個人情報必要なのでは…?と気軽に応募してから気付き半ば青ざめていたのですが、ヨマさんに質問させて頂いたところ個人情報などもとくに必要ではなく、意外と知られていないnoteのDM機能でメールアドレスを送信すればメールで占ってもらえるということで期待と不安の中、録画していた番組を消化していたらすぐにメールが届いたのでメールアドレスの確認メールかな、と何の気なしにメールを開くと何とタロット占いの結果と、この記事の表紙にも使わせて頂いているヨマさんの描き下ろしのイラストが到着していました(この間なんとわずか1時間)。
イラストだけじゃなくて占いも速いんかい!と心の中でツッコミを入れながら恐る恐る占いの結果を読み始めました。
そして、以下の内容がヨマさんに占ってもらった結果です(原文ママ)。
わりと絶望的なの届いた!!(絶望)
で、恐ろしいことに詳しいことはお伝えできないのですが(ワンチャン色々と落ち着いたら記事にするかもしれませんが)、信じられないくらいこの占いの結果がバチ当たりしていたのです。
リアルに椅子から転げ落ちそうになるくらい(実際はずり落ちました)自分にとってはかなり衝撃的な結果でした。え、ヨマさんもしかしてリアル魔女? ガチ魔女なの? 令和版東洋の魔女なの? と思いっきり狼狽しながらさすがに光が見えなさすぎたのでヨマさんに無理を言って追加で占って頂きました。
以下の内容がヨマさんに追加で占ってもらった結果です。
ほんの少しだけ希望が見えてきました!!
(吉が出るまで引き直すみたいな若干のズル感もありますが枚数はこちらから指定していないのでそこはヨマ先生の導きを信じることにします)
そして、実は最初に送って頂いた占いの結果を踏まえてのやり取りからの追加で占ってもらった結果でちょっとしたプチ奇跡が起こっているのですが、そちらはヨマさんのこちらの記事にてご確認ください(咲かせる云々についての話もこちらに詳しく書かれています)。
そして、こちらの記事を読んで頂いたら分かるのですが、何と自分がヨマさんのタロット占いの初診であったことが判明しました。
この記事以外にもヨマさんの記事を遡って読んで頂くと他人を占うことに対する思考の変化や、自分の占いの結果を踏まえて引くタロットカードの枚数が最初から4枚になったりとメール式タロット占いのシステムも徐々に洗練されていく様子が分かり非常に興味深いです。
初診を受けた側の個人的な感想ですが、占いの結果どうこうよりも誰に占ってもらうかの方が重要なのかなー、とは思いました。
同じ占いの結果だったとしてもとくにリスペクトをしていない方からの占いの結果だとしたら果たして同じ受け取り方をしていたかどうかは正直微妙なところがあります。
ご時世的に例えに使うべきではないのかもしれませんが、ダウンタウンの松本人志さんがあそこまでの筋肉量を身に付けたことで松本さんのお笑いに対する異常なまでの拘りが可視化されたように、それこそ絵が上手い、などの誰の目にも分かるような技術があればやはりこういった目に見えづらい技術に対する説得力が一段上がるような気がします。
タロット占いを本格的に始める方の人口ってそこまで多くない気がしますし(実際に自分の周りでタロット占い、というか占いそのものをやってるという方に遭遇したことがない)、ということは必然的にその初診を受けた人口もそこまで多くないというわけで、非常に光栄で貴重な経験をさせて貰ったなーと、若干釣り気味のタイトルではありますが(嘘は書いていない…ハズ!)こうしてヨマさんの了承も得てメール式タロット占いの体験談的なコラムを書いてみました。
占いの結果を元にして受診者側は必然的に自分自身のことを話す必要も出てくるわけで、トークスキルや他の占い師とは一線を画すためのビジュアル性など占いの他にも様々なスキルが求められる占い師という職業に少し興味が出てきました。そりゃメディアに出てくる占い師ってみんな様子がおかしいよね。
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