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シュリンプ(立川)

 ラフテルの木之下です。今回は、先日参加させていただいたシュリンプについて述べていきたいと思います。

 エビの美味しさの虜となっている立川さんは、今回の活動で、「これからのエビ(バナメイエビ等)との向き合い方について」どうしていくべきかという問題を提示しました。

 まず、なぜエビと向き合っていくことが必要なのかについてですが、このままでは、日本の食卓からエビが消え去っていくのも時間の問題だからです。理由として、日本に出回るエビの約9割が輸入でまかなわれています。また、1990年代まで日本がトップレベルでエビの買い付けを行っていたのに対して、近年ヨーロッパやアメリカ、中国などでも需要が高まり、日本はそのエビ争奪戦において買い負けをしているのです。また、日本でのエビの養殖は海外のような温暖な気候ではないことから難しいとされています。実際にエビの養殖をしている方もいますが、海外産のエビと比べると国内産のものは約4倍以上も価格が高いのです。

エビが海外でも需要が高まった原因としてお寿司はその一因であると考えられます。お寿司は世界的にも有名になり、そのネタの中にもエビは含まれています。生で魚や甲殻類など食べることに対して嫌悪感を持ってきた人々もお寿司の登場により食べられるようになった人も多いと考えられます。

 このようなことも踏まえた上で話し合った結果、私の答えとして伊勢海老やロブスターのような大きなエビの需要を高めることでエビ(バナメイエビ等)に集まった需要を分散させることができるのではないかということに至りました。このような方法で上手くいくかは分かりませんが、日本の伊勢海老をお寿司のように同等のレベルまで有名にすることができれば、日本は経済的にも良くなり、買い付けや養殖分野での発展を促すことが可能になると考えました。安直な答えですが、楽しみにながらエビについても深く知ることができ、良い活動だと感じました。


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