最近、なんだか気持ちがつまっかい。

つまっかいは、方言なのかな。
「この服、つまっけぇ」とか、言わない？　言わないか。
まあ、窮屈というか狭い感じがするというか、そんな感じだ。
サイズが違うってことだろう。

だから、心のサイズと気持ちのサイズがちぐはぐなんだろう。

なぜ故そんな風に書きはじめたのかは、単純である。
力技で、なんとか解消できないかと思ったから、それだけだ。

とりあえず、なんだか「不調だな」と思ったきっかけが、いくつかある。

一つは、だいたいノートに（この場合は、紙のほう）手が動くままに殴り書きするとだいぶすっきりするし、読み直さないのがわかっているからぐちゃぐちゃに書く。文字があっていようが、間違っていようが書く。
それが、最近この方法をやろうとしても手が進まない。単にインプットすることが少ないのかもしれない。でも、やりたいこと、興味のあることは溜まっている。

わたしは忘れっぽいので、気になったアーティスト名や作品名、行きたい場所をとりあえずスマホのメモに書いている。それは、順調に溜まっているのだ。
この場合の「溜まっているは」そんなに悪い事ではないと、自分では思っている。むしろ、このメモに追加することがないほうが退屈を許容しているようで、嫌な気さえする。
一応は、本を読んだり調べたり、店頭で実物を見たり買ったりして、気持ちが解消することがあればメモから消してしまう。まあ、そのあとは忘れることになると思うがしょうがない。それで、私なりの満足の一つの形としている。

もう一つ、車でドライブするのを逃避使っているなと思ったからだ。
わたしはドライブが好きだ。
車自体には、まったく興味がないので車種やメーカーなんかを言われてもピンとこない。運転して、出かける行為が好きだ。
旅行も車で行くことが、圧倒的に多い。
これも言っておくと、地理や道路にも詳しくはない。旅行計画や電車時間もどうでもいい。
ただ、旅行の目的地と、そこでやりたいことと何泊するか。いや、何日旅行にあてるか。そのくらいを決めて出かけるのがいいのだ。
キチキチのスケジュールで、つまっかいのは嫌なのだ。
気分が乗れば延長してホテルをとればいいし、目的地がつまらないなら帰ればいい。むしろ、べつな目的を見つけて、ほかのところに行く。
車で聞くための音楽は、たっぷり用意していく。
それがいい。
これだと一人旅になっちゃいますけどね。他人をこのTHE・Ｂ型の行動に巻き込むわけにはいかないので。

そんなドライブの楽しみ方なのだから、元々ストレスからの逃避行動に使っているのだろうが、それが最近は「使いすぎてる」。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、「すぎ」ては駄目なのだ。

「明日は、これをやるぞ、これを始めるぞ」と決めていても、なにか理由をつけて出かけてしまう。そして、好きなはずの音楽を流しても、そんなに気分があがらない。それでも車から降りない。家には帰らない。ガソリン代も高いのに。悪循環。そして、エンジンを切ると新潟の冬は寒い。さっさと帰って本読めよと自分でも思うが、居心地がよい車の中で読書してしまう。
もう一度言う、ガソリン代は高い。
完全に逃げている。
なんでこんなのトイレの便座と、自分の車は居心地よく作ってしまったんだ。これこそ、やりすぎだ。

だから、力業にでることにしたのだ。
この便秘のような、つまっかい状態を多少なりとも解消するのだ。
ノートに排泄できないなら、こっちのnoteでさせてもらう。
大き目の音楽をヘッドフォンで。
この場合は、HIPHOPがいい。言葉かギチギチに詰まっているし、すこし荒っぽい言葉遣いのほうが自然だ。無理やり流し続ける。
結果はでたのか、解消するのかわからない。でも、手は動いている。
多少、マシな状態と言えるのではないだろうか。