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窮屈な退屈。

完成と未完成のどちらが良いのかは、意見が分かれるところだ。
眠気覚ましにいれたコーヒーをこぼす朝と、眠りたくて作ったホットミルクでお腹を壊した夜のどちらが良いか選ぶくらい決めるのが難しい。

理想をイメージしてコツコツと構築するのが健全。そして、完成図も描かないで、いきなり好きな色のクレヨンを握るのはいけない事。でも完成図を描いているうちに、お絵描きに飽きると叱られるような気がする。
道端に咲く花を見るのが好きな人は、他所見をしないで真剣に走る人と一緒のマラソン大会に参加するべきでは無いのだろうか。

所詮は神経の生き物だと、ある落語家さんが言っていた。人間なんて感覚で生きている生き物なんだと。
重い荷物の中から優しさで1つ取ってあげたって、取って貰ったことに気が付かなければ苦しいのは続く。でも、「一個、取ったよ」と言って貰えれば、どんなに小さな物だったとしても一個減ったと軽くなった気分になる。 

永遠にあると苦しくて、もう終わると思うと楽な気がする。でも、楽しいことはずっと続いてほしい。
いい加減にできてるものの説明書を熱心に読みたがる。そんな気がする。

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