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さすがです

教頭とばったり会った。

会計差し引き簿を出そうと探しているところだった。

開口一番そう言われた。

やるなら徹底的に。

変わるのは自分。

そう思いながら、子どもが来る前の朝を過ごした。

流れを組んだ。

ただ片付けさせるのでは、子どもたちの身にならない。そう考えて計画した。

①趣意説明
 2点に絞った。
 3年生になると教科が増えて、物がさらに増えること。
 机上が荒れると集中力と心が乱れること。
 これらをまず子どもたち全体に話した。

②お泊まりの道具箱整理
 これも細分化した。
1.道具箱を出す
2.プリントを全部出す
3.出したプリントを個人で確認する
4.質問タイム
5.ランドセルを出す
6.合格をもらったら道具箱をしまう
これらを板書し、終わったものは都度削除した。

③机の横も徹底的に
1.本バッグの中身の確認
2.同時に机の横に吊るしてあるものも確認
3.質問タイム
4.ランドセルにしまう
5.ランドセルをロッカーにしまう

④帰らせるときは班ごとに
 はじめての実践
 机の横に空っぽになった白い道具箱を出せたら帰れるシステムを行った。
 はじめてのことなので、やんややんや言いながらも子どもたちは道具箱を次々に出した。
 しかし、喧嘩が起きた。
 遅い子を睨み帰れないことを恨む子どももいた。
 明日、このことについて話す。
 幸運にも助け合いの姿が見られた。
 声をかけ合うグループもあった。

はじめの一歩としては徹底できた。

あとは継続のみ。

システムを見直し、子どもたちの生活環境が良くなるようにしていく。

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