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失敗談を綴ってみよう!vol.2 ー居酒屋編ー

このページを開いていただき、ありがとうございます。
前回の初投稿は、緊張するどころか楽しく綴れました。

なぜだろう?
過去のことだし、笑える話だからなのか。
書き終えたら、他の失敗談を思い出した。

せっかくなので、綴ってみようと思う。


今回も20代前半。


大学卒業後、
勉強会で久しぶりに会った同級生と飲みに行くことになった。

私がしていた職種は、
週末に勉強会や学会が開催されることが多く、
参加すれば誰かに会うのがほとんどである。

当時福岡市で勤めていた私は、
ある研究会で男性の同級生と会った。

「せっかくだし、飲みに行こうよ。」

福岡市の大名辺りだったか、
どこに入るかうろうろしたのを記憶している。

当時の私は、
まだ福岡市天神などの中心部に行くことがなかったので、
お勧めのお店などもなかった。
しかも、出身が他県なので土地勘もない。

「ここに入ってみようか。」
外階段で2階に上がるお店だった。
和風居酒屋というよりは、バルって感じだろうか。


「いらっしゃいませ。お好きなお席へどうぞ。」

店員さんに言われ、
私たち4人は目の前の空きテーブルに座った。

「とりあえずビール4つで。」
同級生が頼んでくれた。

でも、メニューが見当たらない。
しかも、出てこない。

「ま、乾杯しよう!」
と、飲み始めたものの、
やっぱりメニューが出てこないのである。

「あの~、メニューは?」
「本日はメニューはありません。」
「ないのですか?食事はないのでしょうか?」
「お食事内容は決まっておりますので。」
「?????」

ふと周りを見た。
な~んか店内の皆さんに見られている気がした。

「もしかして、貸し切りとかですか?」

「はい。本日は結婚式の二次会会場となっております。

きた~~~~~~!!!!!



またしても、

やってしまったではないか~~~!!!


ビールを飲んでいた手が止まった。

ひとりは、おかわりを頼もうとしていたが、
ギョっとした顔になった。


「すみません。
僕達、二次会と気づかずに間違って入ってしまいました。」

「そうだったのですね。
こちらも気づかずに申し訳ございません。」

私たちは速やかに料金を払い、店を後にした。


「二次会って気づいた?」
「入口とか、何もなかったよね?」
「中の人たちも声をかけてくれてもいいのにね。

男性陣は、そう言いながら
「次はどこにする?仕切りなおそうよ。」
と少し赤ら顔で前向きだった。


私はと言うと、
 

二次会間違いって続くことある?

恥ずかしい!!

言えない!!

とても笑えない!!



それでも、仕切り直しのお店では、気持ちを切り替えて楽しんだ。


今思えば、20代前半だから笑って許せる話である。


歳を重ねれば、
「確認したの?」
「気持ちが浮ついてたんじゃないの?」
と注意されたかもしれない。


だからこそ、笑える失敗は、
若いうちにした方が良いのかもしれない。
もちろん、自論である。

2稿目を書きながら、
私にはたくさんの失敗談があることを思い出した。


なぜだろう。
すっかり忘れていた。


ひとりでクスッと笑うのもいいけれど、
noteに書いて誰かと共有するのもいいかもしれない。

今回も楽しく綴ることができました。
ありがとうございました。


サポートありがとうございます。いただいたサポートは大切に使わせていただき、noteへ還元したいと思います。