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将来の夢は「結婚すること」と書いてあった件

こどもの学校の教室内に、自己紹介の掲示物が貼られていました。

・名前
・生年月日
・血液型
・好きなこと
などの他
「将来の夢」を書く欄がありました。

わが子の自己紹介を見たら、将来の夢の欄に「◯◯検定一級」とともに「結婚すること」と書いてあってめちゃくちゃびっくり!

どういうことなのか分からず、帰宅後にこどもに聞いてみると「何を書いて良いかわからなかったから」とのこと。

結婚したくない、という考えを持つ若者が増えている世の中で「書くことが思いつかなかった」というネガティブな理由にせよ、「結婚すること」という言葉を思いついたことをうれしく感じてしまいました。

なぜなら、結婚していない人・離婚した人・再婚した人・子供を持たない夫婦・仮面夫婦 などさまざまな人達を見たり接したりした上で「結婚する」という選択肢を選んでいるからです。

つまりわが子にとっては「家庭は安心できる場所」と認識されている、ということ。

それはつまり、自分が愛されているという自信を持っていること。

母との関係が良好で、満足していること。

というように、超ポジティブ、かつ私にとって都合の良い解釈をしたため、うれしくなったのです。


私は結婚してからも子供を持つことには積極的ではありませんでした。

自分の身体のネガティブ要素が遺伝することへの不安に加え、環境悪化によって暮らしづらくなるのが目に見えていること。

不安要素があるのに子供を持つのは無責任だと思っていました。

環境悪化する未来が予測できているのに産んでしまって申し訳ない、とはこども達に伝えています。
それと同時に「でも、あなた達に会いたい気持ちをおさえられなかったの。」とも伝えています。


だから、こどもは私のエゴも私の愛もあわせて受け取ってくれているんだろうな。

ちょっとの愛でも過大に受け止めて、自分が愛されていることに絶対的な自信を持っている子。
愛を注いでも注いでも全然満足しているように見えていない子。

「結婚すること」と書いていたのが後者のタイプの子だったから、私の愛が伝わっていたのが分かってうれしかったのかもしれない。

わが子よ、この先夢が見つからなくても、結婚しなくても別に良いんだよ。
一番大切なのは、あなたが幸せであることなんだから。

結婚は、あなたが「結婚したい」って思える相手と出会ったらすれば良いんだからね。

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