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生活の柄

ときどき、詩を読む。

山之口獏さんの詩は、とてもゆるやかで好きだ。おおらかな、ほがらかな、詩をうたう。

歩き疲れては夜空と陸との隙間にもぐり込んで寝たのである
草に埋もれて寝たのである

彼は、放浪をして、というかぶらぶらとあてもなく、住所不定の暮らしをしていた。そのせいか、よく土の上に寝転んで空を見ている。

彼の詩は、自然により近い場所で、少し社会からは離れたところから、生活のことをうたっている。それが、とても心地よい自由さを感じさせる。

土の上に寝そべって、雲を眺めているような気持ちになれる。

さんざん、noteに大したことのない日々の戯れ言を書いてて言いにくいけれど、詩のことは正直よくわからない。けれど、ときどきどうにもよくわからない感情を言葉にのせて、詩のようなものを書きたくなることがある。好きなもののこと、生活のこと、空を眺めて思ったこと、そうした日々のものごとの隙間に、詩のようなものを挟む。

詩なんだから、自由でいい。たっぷり感情をのせていい。ありったけのかっこいい言葉を並べていいし、くさい言葉もいっぱい言えばいい。
詩で人は救われることもあるのだから。



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