見出し画像

誰かが書いているから私も書きつづける

毎日のこと、ちょっとした思いついたこと、考えあぐねていること、本を読んで感じたこと、学んだこと。

自分の言葉で書くことで、頭のなかだけで抱えきれないそれらを外に並べておける。もちろん、外に並べたそれらは誰かに見られてしまうものだけど、みんなが書いているおかげで、私もそのひとつのなかに紛れて、みんなの日常の語りの群れにいることができる。

みんなが書いているおかげで、私も書くことができる。たくさんのひとが毎日書いているから、私も毎日とはいかなくても書くことができる。出会ったこともないけれど、不思議なつながり感がある。日常にあふれる言葉は、どうしてもそのひとの生活やありのままの感情が表れ出てくるから、会って表面的な話しかしない間柄よりも、ずっとそのひとの大切にしているものや、価値観、感情の揺れ幅などが分かり合えるようにも思う。

インターネットで文章を書くことは、決して孤独な作業じゃない。いまもこれを届けたい誰かを思って書いているし、まったく手の離れたところで見つけてくれるかもしれない。誰にも届かない言葉ではなく、誰かに届くかもしれない言葉として書くことで、私は続けられる。

カフェでお話をするように、とりとめもないことを書いていきたい。ときどき、真面目な話をしたり、生活感丸出しの話をしたり、少し世界を憂いてみたり、遠くの明るい夢の話をしたい。


この記事が参加している募集

noteでよかったこと

noteのつづけ方

読んでいただいて、ありがとうございます。お互いに気軽に「いいね」するように、サポートするのもいいなぁ、と思っています。