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そのときに感じたこと/感情の覚書/感受性を育てるためのメモ

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記憶の取扱説明書

📖´- 𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧 パイロットフィッシュ 𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧𖥣。𖤣𖥧 '人は、一度巡り会った人と二度と別れることはできない。 なぜなら人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶とともに現在を生きているからである。 人間の体のどこかに、ありとあらゆる記憶を沈めておく巨大な湖のような場所があって、その底には失われたはずの無数の過去が沈殿している。 何かを思い立ち何かを始めようとするとき、目が覚

    • 言葉は使い方次第で呪いにも魔法にもなる

      📖🖊 実はね、 最近少しだけおつき合いをした人がいました。 すごく優しくて 態度が誠実で 愛情深くて こんなに素敵なひとに出会えて 夢オチとかないよね? と思ってたんだけど まさかの2ヶ月経つくらいで とんでもなく自己中で自分勝手で モラハラなひとがでてきた🫠 自分の見る目の無さにもびっくりなんだけど。 過去出会った中でも3本指に入るであろうクズに わたしの価値をめちゃくちゃに否定されて クソみたいな振られ方をして (言いたいことだけ言ってブロックして逃げる最悪

      • 0123夢のこと

        地下の歩行通路 ギャラリー どこからか、甘く馨しい香り 何の香水だろうと、あたりを 探す 見上げると 大きな鉢植えの木 小さなオレンジの花がさいている 香りの元はそこから 友人がもって帰るというので、少しわけてもらうことにした 壁にはちいさな額縁がいくつか展示されている 欲しいなと横目でみながらその場をあとに

        • すぐわかるもの すぐにはわからないもの

          この本、なかなか読み進められなくて眠らせてたんだけど 映画だったらどうかなと思いこの週末に見てみたら、とても深かった。 この作品に出てくる言葉にこんなものがある。 ✾❃✾ "世の中には、「すぐわかるもの」と、「すぐにはわからないもの」の二種類がある。すぐわかるものは、一度通り過ぎればそれでいい。けれど、すぐにわからないものは、何度か行ったり来たりするうちに、後になって少しずつじわじわとわかりだし、「別もの」に変わっていく、そして、わかるたびに、自分が見ていたのは、全体の

        記憶の取扱説明書

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          0209 夢のこと

          高架下 決まった時間に降り注ぐ紅葉と温泉のシャワー そこを抜けると、パリのような雰囲気の広い公園 木々や小動物 霧雨 薄暗い曇り空 止まってみえる雨粒 公園をつかったアトリエのような場所 こんな景色なら雨も良いなと思う 閉園間近の空いているディズニーランド ピノキオのアトラクション 夜空に打ち上がる花火とイルミネーション

          0209 夢のこと

          1113 夢のこと

          ショッピングモール 恋人と一緒に歩く シャツ売り場で見つけた肌触りの良いシャツ ちょっとダサいクロコダイルのベルト プレゼントは何がいいかなと考える 大粒の蜆を探すが売り切れていて 通りすがり 〚今日はどの家も手巻き寿司を食べるのよ〛 という会話 大蒜の芽 カラフルなミニトマトを買う 景色は変わり、わたしの部屋 占い師 〚わたしの手を握ってみて〛と言われ、手を握るととてもあたたかかった 〚温かく感じたのならあなたの願いは叶うわ。 ただあなたの手は熱くて少し重いものを

          1113 夢のこと

          1031 夢のこと

          ホテルからの景色 窓を見下ろす 深く透き通った青の海 遠くからの鯨のホイッスル 音楽とともにシャボン玉の群れ 色とりどりのボールをキャッチする 景色はかわり 大切にしてくれるひとを選ぶ 友人からの手紙 予言めいた占いのことば 石造りのレストラン 店内を彷徨う

          1031 夢のこと

          0629 夢のこと

          桜前線を追いかける夢 満開の桜 大きな花びらが散る 海を超える 海の中を探す 前を泳ぐ人は海亀のくちばし 光る足跡 鳴き声のホイッスル 景色は変わって 無数のランタンの景色 次々に浮かび上がる景色を見て感動する さがしもの 何かが見つからなくて それが何か思い出せない

          0629 夢のこと

          Day in,day out

          窓から入ってくる風が、初夏の匂いだった。 たったそれだけで 記憶と一緒に思い出が鮮明に押し寄せてきて、溺れそうになる。 匂いが記憶と本能に直結しているというのは本当だなといつも思う。 はじめて、これからあの人が新しい生活をはじめる町へ会いに行った日のこと 周りが手にする"日常"が私たちには特別で、 その日常を一緒に過ごせることが幸せで 遠くない未来にまた必ずやってくると信じていた日 些細な願いすら突然叶わなくなって わたしの時間はずっと止まっている。 欲し

          Day in,day out

          見上げてみないときがつかないこともある

          今朝は、普段とは違う道を通って通勤した。 信号待ちでふと上を見上げたら、ユリノキが花を咲かせてたよ。 地面には根元がほんのりピンク色の可愛らしい花びらがたくさん落ちていて もうすこしで桜の季節がきて 追いかけるようにライラックの季節がきて そしてまたひとつ、わたしは歳をとる。 まだまだ三寒四温で、仕事をしてると春を感じる時間のほうが少ないけど 確実に着実に、春はすぐそこに。 北海道の、冬から春へ一気に芽吹いて色鮮やかになる季節がだいすき。 これからどんど

          見上げてみないときがつかないこともある

          死にたい夜にかぎって

          唐突にこんなことをいうのもどうかとおもうのだけど わたしは、慢性的に死にたい気持ちを抱えて生きている。 誰かと一緒にいようが 美味しいものを食べようが 感動する本や映画をみていても ふと我に返ったときに感じる「死にたいなぁ」と思う気持ちは常にどこかにあって こんなふうに ぼんやりと「死にたい」「消えたい」「何のために生きてるの?」 と思いながら、なんとなく生きている辛さと苦しさは、大抵の人には理解してもらえなくて "そんな事言わないで" "死んじゃったら悲しいよ

          死にたい夜にかぎって

          月と金星

          2019年ももうすぐ終わるので、少しだけ振り返り。 この三日月と金星は、今年最後の特別な時間を過ごせた帰り道に見上げた空の景色。 この日は旭川からの帰り道に はじめて野生のオジロワシも見ることができて、本当に特別な日。 大好きなひとと離れて 人生はじめての遠距離で 寂しい想いだったり、だけど遠距離だからこそ経験できる素敵な時間を共有したり 大切な友達に子供が生まれて こんなに愛おしいものが世の中にあるのかと感動したり (はじめての女友達とのふたり旅行に、人生初のTDL

          月と金星

          幸せの温度

          猫の体温は高い。 寒くなってくると、とたんに甘えんぼうになるわかりやすい猫。 ひざや胸の上ですやすや眠られると、やることがあってもそれを避けてまで動く気になれない気持ちにされられるのは、すごい。 あざとさが当たり前で、どんなに理不尽でもただ可愛いと思わせるこのぬくもりの毛のかたまりは、本当にただただ愛おしくて この重さも体温も、ずっと続けばいいなと思う。 可愛い仕草をみせて、ごはんをたべて、お水を飲んで、すやすや眠って、ただ生きてるだけでありがとうと言いたくなるく

          幸せの温度

          今年の冬はここに

          札幌は初雪がふりました。 1年の約半分が雪景色のこの街に 何十年と住んでいても 何故か毎年初雪は特別。 初雪が降りだすと、みんな窓の外を気にしたり 外を歩く人たちも、空を見あげたりする光景がわたしは好き。 あと2ヶ月もすれば、早く春になればいいのになと絶対に思うのだろうけど 雪が降って嬉しいと思えるいまの季節をもう少し楽しみたいなぁとも思う。 冬の長い夜も、空気が澄んで高くなる空も、星が綺麗に見える真っ黒な空も、暖かい部屋で食べるアイスも 特別と思うと全てが素

          今年の冬はここに

          こんな夜はきみと話がしたい

          ストレスが溜まりに溜まって心が正常に保てなくなると、物欲の塊になってしまう。 それもお金があろうとなかろうと、どうにかなると思って物欲に走る。 (実際にどうにかなってしまってるので危険なのだけど) おもに買うのは服とかコスメ。 好きな服を着て、好きなアクセサリーをつけて、好きなメイクをすると 自分じゃない何者かになれる気がするのかもしれない。 "美容とは自尊心の筋トレ"とは言ったもので。 少しでも鎧を身につけて、少しでも、ほんの少しでも、自分の自信と自尊心を鍛えて 戦

          こんな夜はきみと話がしたい

          よだかの星

          この、宮沢賢治の初期動物童話集。 十数年前に母親が岩手のお土産に買ってきてくれたもので、当時は何度も何度も読んでいたんだけど。 たまにおもいだして、さてどこにしまったかな?ってずっと探してたんだけど、ひょっこり見つかったので再読してみた。 この短編集に入ってる 「よだかの星」 が好きで。 とても切なくて、悲しいお話なんだけど、何故だろうな、何度も読みかえしたくなるし、何度読んでも号泣するんだよね… 大人になったし、流石に号泣するかなと思ったけど、

          よだかの星