志村駿介@リーンオンミー

ダウン症の弟を持ち、障がいのある人と自然と共生する環境で過ごす一方で、一般社会の「障が…

志村駿介@リーンオンミー

ダウン症の弟を持ち、障がいのある人と自然と共生する環境で過ごす一方で、一般社会の「障がい」との向き合い方に課題を感じ、真のノーマライゼーションの実現を志し、2014年に株式会社Lean on Meを設立。 「障がい者にやさしい街づくり」をビジョンとし、スペシャルラーニングを展開。

マガジン

最近の記事

リーンオンミーは10周年を迎えました🎉

株式会社Lean on Meは、僕が当時24歳のとき(2014年)に設立し、起業して数年間は障がい者施設でアルバイトをしながら生活費を稼ぎ、2016年4月に日本初の障がい福祉業界に特化したeラーニング、スペシャルラーニングをリリースしました。累計利用人数 8万人、累計利用施設数5,200施設を超えるサービスへ、今日まで成長してきました。 「障がい者にやさしい街づくり」のビジョンのもと、知的障がいのある赤ちゃんを産んだ親御さんから、「リーンオンミーがあったからこの子を育てようと

    • 累計調達額が約3億円になりました。

      今日誕生日を迎え、32歳になりました! この1年は本当に、シビれる一年でした。 ヘタレな自分も全開でしたし、重たいことを自分で抱え込んでしまう悪い癖も出てたなと反省も多々… そんな中、リーンオンミーの仲間にたくさん気づきをもらい、叱ってもらい、助けてもらい、本当に支えられました。 経営者としても一つ、成長させてもらえたと思います。 まだまだジェットコースターのような日常ではありますが、それもまたベンチャーの良いところだと楽しみながら成長していこうと思います。 リーンオンミーの

      • 障がい者施設で起きる虐待をなくしたい。

        僕にはダウン症という知的障がいのある弟がおり、母は障がい福祉サービス事業所で障がい者支援の仕事をしています。 僕も母の影響で障がい者支援の現場で非常勤職員として働き、その後、2014年に株式会社Lean on Me(リーンオンミー)を設立しました。 リーンオンミーでは、障がい福祉サービス事業所で働かれている職員さんへSpecial Learning(スペシャルラーニング)というオンライン研修サービスを提供しています。(https://leanonme.co.jp/servic

        • 総額2.5億円の資金調達を実施しました!

          リーンオンミーはこの度、サムライインキュベートさん、栖峰投資ワークスさん、みずほキャピタルさん、池田泉州キャピタルさん、SMBCベンチャーキャピタルさん、i-plugの中野社長(エンジェル出資)より出資をいただきました。また、みずほ銀行さんと商工中金さんから融資をいただきました。 インクルTechで障がい者にやさしい街をつくる。インクルTech インクルTechとは、インクルージョン(Inclusion)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、SDGsに

        リーンオンミーは10周年を迎えました🎉

        マガジン

        • アメリカの障がい者支援を学びに1ヶ月留学した記録
          0本
          ¥1,000
        • ダウン症の弟との思い出
          1本

        記事

          Special Learningを知って欲しい〜障がい福祉業界(知的障がい)の現状も踏まえて〜

          知的障がいのある方は、全国に108万人おられ年々増加しています。特別支援学校(昔の養護学校)を卒業して就職や進学される方が3割程度、残りの7割の方が障がい福祉サービス事業所にいきます。こちらが全国に13万事業所あり、約100万人の方が働かれています。この障がい福祉サービス事業所は、(現状では)障がいのある方が行き着く最後の砦となっています。 最後の砦であるはずの障がい福祉サービス事業所障がい福祉サービス事業所で働きたいと思う職員さんは、優しい人や貢献の気持ちが強い人が多いで

          Special Learningを知って欲しい〜障がい福祉業界(知的障がい)の現状も踏まえて〜

          ダウン症の弟は経済的自立ができるのか

          重度の知的障がいのある方の経済的自立をどうやったらできるだろうかと考えていました。 ダウン症のある弟は生活介護という事業所に通っていて、身辺の自立から訓練をするところで過ごしているので、比較的お金を稼ぐことが難しい環境にいます。 とはいえ、「いくら稼ぎたいか?」と言っても、弟は10円玉を出したら全てのものが買えると思っているので(兄が甘やかしすぎました)、お金に関する知識はほとんどありません。 弟がいきなり毎月20万円の給与を稼ぐことは難しいけれど、人生における選択肢の中

          ダウン症の弟は経済的自立ができるのか

          さようならCPを観て

          なぜ1972年に公開された映画を2019年のいま視聴したかというと、とある飲み会での会話がきっかけでした。 就労支援基礎講座や障がい者雇用セミナーでご一緒させてもらっている社会福祉法人北摂杉の子会ジョブジョイントおおさか所長の星明聡志さんに機会を作っていただき、同社会福祉法人の松上利男理事長と社会福祉法人加島友愛会の酒井大介専務理事と星明さんと4人で沖縄料理店(2件目)で飲んでいました。 話の経緯は忘れましたが、酒井さんから「志村くん、この仕事してんねやったら『さようならC

          アメリカ オレゴン州への短期留学(2日目くらい)

          自閉症のレンジィ あまり◯◯症とかは言いたくないのですがわかりやすくする為にあえて使いました。レンジィは現在35歳で週に3日ここへ来て2時間ほど過ごしています。 レンジィは少しシャイですがとても仲良くしてくれました。 バスケットボールと野球、ホッケーを観るのが好きで、彼女自身は歌うのが大好きです。 初対面の僕に「Let it go」を歌ってくれました。 トレーニングジムで出会った仲間たち オレゴンのトレーニングジムの中でも一番障がいへの理解があるのがこちらのイース

          アメリカ オレゴン州への短期留学(2日目くらい)

          再生

          天龍寺にてダウン症の弟とお散歩♪

          京都の天龍寺にて弟と散歩してきました~

          天龍寺にてダウン症の弟とお散歩♪

          再生