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2019年にエンジニアが知るべき「仕事」に関するトレンド6選

注)この記事はGrassdoorの記事を参考にしました。またこのnoteはリンクの翻訳記事ではなくイコモットの記事に対する感想です。

今後の仕事に関するトレンドが気になったので調べてみました。ちなみにGrassdoorは求人情報を掲載する大手メディアで、企業のトップ層が記事を書いたりすることもあり中々参考になりますのでおすすめ。

では本題のトレンド6選です。

1. The low unemployment rate increases your value(失業率の低いときこそ一人一人のスキルセットが重要)

統計局が発表している完全失業率をみると2019/09/07現在では2.2%。2010年あたりから年々下がっており、1990年以降最も低い水準です。個人的には東京オリンピック開催まではこの流れは続くのではないかなあ。

また記事によればなぜ「低い失業率があなたの価値を高める」のかというと、「多くの人に求人がある状態では、積極的にスキルを身に着ける人が減る(低スキルの状態でも求人はあるから)。その為スキルのある人は、より他と差別化がしやすい」といった趣旨。

エンジニアに関して、スキルとは「チームで働くスキル、言語のスキル」が重視される2つかなと思っています。

チームで働くスキルは割と普遍的なものだと思っていますが、言語のスキルはこれまたトレンドを意識して身に着けることが重要かなと。理由は自明ですが、より良い求人をゲットするためには流行りのスキルを身に着けていた方がより有利なポジションにいれるからです。最近だと機械学習(AI)やVR、モバイルアプリ開発などがトレンドですよね。

ですので上記の事を加味すると「現在の社会状況ではトレンドのスキルを身に着けることのコスパが非常に高い」と言える気がします。

2. Assessment tools could decide if you get interviewed(採用活動におけるツールの導入)

新卒の皆さんはSPIって受けかと思います。あんな感じで求人応募者をフィルターするツールってたくさんあります。最近だとAIを活用してたツールが増えているらしいですよ。

また記事によると

When they do hire someone, they want to be sure it’s the best fit. Thus, the growing use of cognitive assessment tools to analyze and evaluate prospective hires.

とのこと。ツールを使うということは、何かしらの情報をパラメータに応募者をふるいにかけるということですよね。つまり「数値化しやすい能力(言語、開発経験、ポートフォリオ...)を磨くメリットはツールの導入が進むにつれて大きくなる」ってことかなと。

1の章とも関連しますが、スキルの必要性が高まってるんですね。


3. Hold out for work-life balance(ワークライフバランスの重要性)

ワークライフバランスって単語もすっかり浸透しました。定時に帰れるとか、有休を取得しやすいなどの職場を求める人が増えているとのこと。

この記事を見ると感じますが、聞いたこともないようないろいろな福利厚生があります。給料以外にも無料食事や時短勤務などが多いですね。

僕が現在務めている企業は割と古くて社員数が多い会社なのですが、今度(ようやく)フレックスが導入されるそうで。もっと早くしてほしかった...

4. Social media activity is a hiring factor(ソーシャルメディアの重要性の高まり)

「#Twitter転職」ってタグがある事を最近知りました。SNSを使った転職って今や割と常識らしく、それくらい職探しってカジュアルになっているのかなあと感じています。

確かに企業側から見てもメリットがあり、面接以外での応募者を知る機会なっています。つまり採用コストを下げることができるのです。

また個人的にSNS等を活用した採用活動が増えている状況の良いと思う点が、「企業選びが楽になった」点かなと思います。

これまでの旧来の就活って他の志願者のことがあんまりわからなかったですよね。どんな能力の、どんな学歴の人たちと競う必要があるのか、というのが不明なまま面接に臨むなんてことざらでした。これはとても不安だし、採用というゴールへの必要条件が分かり難かったです。

一方応募者の情報がオープンになっている現在では、どんなスキルを満たしている人が採用されているのかが知れます(多くの人は○○で働けることになりました!とか書きますからね)。つまりそういった人たちのスキルセットをある種基準としてみると採用レベルが見分けやすいかなと。

またどんな人が働いているのかという雰囲気がつかめる二次効果もあります。採用者も人間ですので、自分と波長が合う人を採用しますもんね。

5. Nearly every job has a data component(データ活用できる人材の価値が高まる)

よくCMなんかでも言ってますが、最近のビジネスは意思決定においてデータを重視するようです。これをデータドリブンな意思決定、みたいに表現するらしい。

Google trendで「データドリブン」と調べると、2011年頃から年々その注目度は高まっているようです。また転職サイトのキーワード検索で「データ分析」と調べると大量の求人が出てきてますね(主に企業のマーケティング部門やコンサルタント企業のもの)。
さらにデータサイエンティストという職種も徐々に浸透しつつあり、給料も中々高い水準なので、データ分析に用いるPythonやツール類のセミナーなんかも頻繁に見るようになりました。

そしてこれは分析業務が主な仕事ではない人も他人事では無いような気がします。
これまでは勘や雰囲気で「なんとなくいいじゃん!」みたいに決めていた事項に対して、数値的なエビデンスが求められる可能性が高くなってくる気
がしてます

特にUIUXを担当する場合、データ分析できる人とできない人ではかなり年収に開きがでそうです。
というのも、UXって結構感覚に基づいて設計することが多いと思うんですけど、分析的な視点で設計できるとより効果的にpv増やせますよね。ただ単にこの画像を使おう、よりもこの位置にこのモジュールを配置するとユーザビリティが何パーセント高まるみたいな提案もできるし、相手にとってもデータに基づいてると納得しやすいから自信をもって提案に対してレスポンスできます。

6. Dont call employers, Theyll call you(優秀な人には自ずと声がかかる)

だれもが自分の情報を発信が容易な現代ですので、優秀な人には声がかかりやすくなりました。つまり需要の高い人と低い人の差がどんどん広がりやすくなります。

そこで重要なのは、常に自分のプロフィールを更新し、レベルアップを心がけることらしい。
LinkedInやTwitter、Facebookなどの名刺がわりになるようなものは常に更新を心がけたほうが良さそう。

海外ではLinkedInが特にメジャーな仕事用SNSのようで、こんな感じでよりよいプロフィールの書き方なんかを紹介しているサイトがたくさん。
気がついたんですが、結構見た目というか、プロフィール写真や業績の言い方なんかにも焦点をあてているヒントがあります。よく採用活動は恋人探しに似ている、なんて言いますけどほんとですね。

まとめ

記事を読んで僕が感じたのが「自分で考えて必要な情報をゲットしたり、人との繋がりを構築してそれらを正しく発信できる人が、より求められている」といったとこです。

逆に言えば、上記をうまくこなせるようになるとより良いポストをゲットできるってことかなと。
僕もこの事を意識して転職活動頑張りたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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