とある人物が世間で認められると、「その人が好きな人、その人信者、その人にまつわる／関わる」という名詞（形容詞）ができる傾向にあります。

・William et Gilles sont normaliens.
William と Gilles は "École Normale Supérieure " 出身です。

・Il ne nous en donne pas l'impression mais, Azusa est un vrai proustien.
そんなふうな印象はないが、実は梓は本物のプルースト研究者です。

・Dans ce quartier, il reste encore de beaux immeubles haussmanniens.
このあたりには、美しいオスマンスタイルのマンションが残っている。

変なの？と思いますよね。固有名詞をいじって別の名詞を作るなんて…
しかしながら、この現象は日本語でも見られるのです。

　サユリスト（わかる？）、アムラー、シノラー（古いですね）、モノノフ、ムジラー、アコギスト…
枚挙に暇ありません。

ぼくは、 goldmanien でしょうか。

語彙は増やそうと思わなければ増えないのです。

「教科書に書いていないから、学校で習っていないから…」

もう一度書きます。
語彙は増やそうと思わなければ増えないのです。

ご参考まで