「僕が" #ハッタツソン 2019"に関わる理由」by大川 弘晃

ハッタツソン2019のメインメンターをしてくれているフリーランスエンジニアの大川さんがハッタツソンに関わる想いを書いてくれました。

4/6~4/8の3日間、発達障害をテーマにしたハッカソン"ハッタツソン2019"を大阪本町で開催します。

なぜ僕がこのイベントに関わるのか、書いてみようと思います。

関わる理由をひとことでいうと、「彼の想いに共感し、可能性を感じる」から。

彼というのは、発達障害(ADHD、LD、ディスレクシア)のある大学生Tenさんのことです。Tenさんは発達障害があったことで小学生の時にいじめや自己否定から自殺未遂に至り、偶然通りかかった大人に止められて事なきを得ました。

"ハッタツソン2019"の企画・設計・広報は、基本的にすべてTenさんが独りで実行してきました。発達障害の影響もあってか、なかなかうまく進みません。

Tenさんは熱意に溢れ、圧倒的な求心力を持っています。彼の一番の強みと思っています。一方、チームを率いることや時間の管理、計画を立てて、その通りに実行することは苦手です。

共感してJoinしてくれた方々とうまく関係を継続することが難しく、離れてしまった方もたくさんいます。僕もこの企画から降りようと思ったことが何度もあります。

僕は発達障害についてまだ深く知りません。今、学んでいるところです。彼と関わる中で、僕の発達障害に対する理解が進んだようにも思います。(断言はできないんです。発達障害の境界のようなものを捉えることが難しくて)

一番大事なのは「諦めずに、相手を理解しようとすること、相手の心に寄り添うこと」だと思っています。(こんな偉そうなことを言って、自分がいつもできている自信はありません。)

これは相手が発達障害であろうとなかろうと関係ないんじゃないかと。みんな人間だし、感情があるし、本人の異図とは異なる解釈をしてしまう。

誰にも限界はあるけれど、粘り強く関わり続けることが必要だと思うんです。

Tenさんの想いと努力で、ついにここまで来ました。

"ハッタツソン2019"開催まで、あと少し。

悔いのないよう、やるべきことをやります。

大川 弘晃/フリーランスエンジニア
システムエンジニア・ITコンサルタント・研究開発等のシステム開発業務に携わって17年。4年前に妻が難病を患い、死の淵をさまよって、当たり前の幸せはないことを痛感。妻が障害者になり、それがきっかけで「今後は障害者支援などの社会貢献に関わりたい」と思うようになり、いろいろ動いている中で、Twitterを通じて、代表のTenと知り合い活動に協力する。現在はフリーランスとしてシステム開発と社会貢献(障害者支援、不登校学生支援、教育、医療)の2つの軸で活動中。又、最近では、学生版みんなの夢AWARDの審査員も務める。
Twitter:@hiroaki_ohkawa

発達障害ならではの生きづらさの解消や特性を活かす方法をエンジニアと当事者が一緒になって考え、プロダクト(Webサービス、アプリケーション等)を開発するハッカソン「ハッタツソン2019」を開催します!

ハッタツソンで目指すのは"障害"という理由だけで社会から自分を遠ざけてしまう人を減らすこと。今の時代において、発達障害を持っていることも、足が速いことも、記憶力がいいことも、腕がないことも、本質的に変わらないと考えています。全ての違いを等しく特性として捉え、何か足りないものがあれば補完・拡張し、あらゆる特性を持った人が活躍できる社会。テクノロジーが発展してきたからこそ実現できる社会。一緒に考えていきませんか?

ハッタツソン 2019概要

日程
4月6日(10時〜18時):インプットトーク・アイディアソン・開発開始
4月7日(10時〜18時):開発
4月8日(18時30分〜21時):デモプレゼン・審査発表
※6日,7日は21時30分迄会場内で作業可能です
会場
billage OSAKA
住所:〒541-0053 大阪市中央区本町4丁目2番12号 東芝大阪ビル8
F最寄り駅:大阪メトロ御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅 徒歩1分

参加申込(4/2〆切)&詳細はこちら▽

ハッタツソン2019デモプレゼン審査交流会概要

日程:4月8日(月)19時〜21時(受付:18時30分〜)
定員:40人
参加費:無料(交流会参加費1000円)
持ち物:名刺2枚(名刺がない場合は当日専用用紙に名前を記入して頂きます)
※保育のサポートはありませんが、お子さん連れの方も大歓迎です。

参加申込&詳細はこちら▽

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詳しくはこちら▽


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