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タイムマシンの正体

こんばんは、ボーカルの小川です。

唐突ですが、みんなは「匂い」が記憶に結びつく話を知っていますか?
恋人のつけていた香水、おばあちゃんの家に漂うお線香の匂い、友達の家の独特な匂い、昔使ってたシャンプーの匂い。
時が経ってふと香った時、いつぞやの思い出が蘇ることってありますよね。

音楽もまったく一緒で、
学生時代のときにハマっていた音楽、バンド、必死に練習したリフ。初恋の相手が聞いていた楽曲。失恋した時に寄り添ってくれた曲。挫けそうになった時に背中を押してくれた曲。いつか見ていたドラマの主題歌。学校で歌った合唱コンクールの曲。

その時々で救ってもらいながらも、いつの間にか記憶から薄れた何年後、何十年後。
ふとどこかで再会した時、ぶわっと風が吹き、鮮明にその時の記憶が蘇る経験をした人もたくさんいると思います。

そんな記憶に強く結びつくものこそ
「タイムマシン」なんじゃないかなって思うんです。

僕はそんな音楽を作りたい。

「あぁ、あんなことあったな、こんなことしてたな。なんだかんだ言って楽しかったな。」
初めて聴いた時には背中を押して、久しぶりに聴いたら「あの頃」に連れて行ってくれる
そんな風に思える、2度あなたに刺さるような音楽。

いいなぁ、タイムマシン。作れるかな。







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