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二宮尊徳のお言葉

これは覚えておいて損はない言葉。

「大事を為さむと欲せば 小なることを怠らず勤むべし。
小積もりて大と為ればなり。
およそ小人の常、大なる事を欲して、小なることを怠り
出来難きことを憂いて、出来易き事を勤めず。
それゆえ、終に大なる事を為すこと能わず。
たとえば、百万石の米といえども、粒の大なるにあらず。」

こういった「格言」って、いま現在成功している人も、過去に功績を残した人もやっぱり同じこと言うんだよね。
小さなことからコツコツと。
継続は力なり。
成功した人は皆すべからく努力している。
基礎はしっかり。

こんな言葉を聞くと、身が引き締まる思いです。
しっかりしなきゃ、と思うわけです。
細かいところも務めなきゃ、と思うわけです。

でも、同時に自分の中の格言メーカーがでてきて、
こう耳元でささやく。

「人生は‟妥協”と‟後悔”の連続」

いかに正しい努力をしても、正しい選択をしても
きっとどこかでなにかしらの「妥協」をして、
大なり小なり「後悔」することがある、と。

そんな堕落の言葉に誘惑され、流されるように正しい努力を
しなくなり、ほどほどの完成度と、ほどほどの仕事で妥協するように
なった結果、私のような「全て60点人間」が出来上がりました。

周りからの評価もほどほどで自己肯定感は低いくせに、プライドは高いという、厄介な人間です。

でも、そんな自分も受け入れます。

だって、人生に‟妥協”はつきものですから。


これを見ている30歳未満の方は真に受けずに、ちゃんとした人間になるよう努力しましょう。
なぜなら、人は30歳までは性格も変えることができるから。
30歳以上の人はあきらめて、私のようにふらふら生きていきましょう。


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