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ライカ太郎、バースデーをライカと迎える

ライカ太郎です。
今日、10月13日はわたくしライカ太郎の誕生日です。
ずいぶん年長さんになってしまい、いまさらバースデーでもないですが、今年は自分の誕生日にライカM10がそばにある、という至福の時を迎えています。昨年の誕生日には翌年、新しいデジタルライカを使っている自分の姿を全くイメージしていませんでした。
一年で随分、いろいろ考え方が変わりました。

「バースデーライカ」という考え方

フィルムライカの世界には「バースデーライカ」という考え方がありますね。自分の生まれ年のライカを持つ、使う、という考え方。
わたしは自分の生まれ年に製造されたライカM4を使っています。
このライカM4はもともとはシルバーだったのですが、ある時落下させてしまい巻き上げレバー付近を激しく凹ませてしまいました。
修理のため大森にあるRというショップへ持ち込んだ際、傷跡補修のためもあり、また憧れもあったため「ブラックペイントにリペイントしてもらえますか?」とオーダーしたものです。
いわゆる「後塗り」のブラックペイントM4。

使い込んだことでだいぶ真鍮部分の地金がのぞいてきています。
黒塗りのあと、ファインダー部分も落下で凹みをつくってしまいました・・・

けっこう満身創痍のM4ですが・・・カメラとしての不具合箇所は全くなく、いまでもフィルム撮る際は気持ちよく使えています。

令和5年版の「バースデーライカ」

今年の9月末にライカM10を購入したライカ太郎。
フィルムが高騰している昨今、デジタルで撮れることは本当に有り難く(お財布にも優しく)、しばらくはこの「バースデーライカ」を使い込んでいくこととなるのだろうな、と誕生日の夜に感じているところです。
実際、ライカM10で撮れる写真はすっきり爽やかな写真が撮れる機材で、不思議な開放感があります。

2023年10月13日の日の出前 細い三日月が美しい
豊島区にある重要文化財の「自由学園 明日館」
あの名建築家、フランク・ロイド・ライトにゆかりのある建物です
池袋にある通称「びっくりガード」を越えた交差点
どの道を進みましょうかね

新たに年齢を重ねましたが、写真を撮るという行為への好奇心は全く衰えず「良い趣味を持てたな」と思っています。
下手の横好き、という諺がピッタリでなかなか写真の腕前は上達しませんが・・・明日もこの令和5年版のバースデーライカを使っていきましょう!

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