見出し画像

競艇場で流し撮り

先週末はボートレース場にいました。舟券はもちろん買いましたが、それがメインの目的ではなく、流し撮りの練習をするのが最大の目的でした。Camellさんという、Camera girls企画の流し撮りイベントに参加したのです。

流し撮りとは、カメラのシャッタースピードを遅め、つまり長めに設定して早く動く被写体を撮ることです。撮るときに、被写体の動くスピードに合わせてレンズを振ると、被写体は止まっっているように、背景はそのスピードに合わせて流れるように写ります。これが躍動感のある画になるのです。

日常ではなかなかこの撮り方の練習は難しいのですが、ボートレース場は練習にもってこいです。ただし、撮る前に案内所で撮影許可を受けておくと、より心置きなく大手を振ってカメラを構えることができます。

実際にやってみて思うのは、被写体のスピードに合わせてレンズを振ることの難しさよ!直線を走るボートのスピードはほぼ一定なのに、自分の気持ちがはやってレンズが先行してしまったり、水平に振れずに上下してしまったり、なかなか手ごわい。

そんな失敗作の山の中から、1枚の宝を見つけ出したときの嬉しさは格別です。次は数艇入れて撮ってみようとか、フレーミングをもっとうまくしようとかそのときは思いますが、まぁ、なかなかうまくは行きません。

だけどこれを練習して技術を習得したら、走る馬や飛ぶ鳥など、撮ってみたい被写体は山のようにあります。

今年は、自分の心象風景を今まで以上に表現する写真を撮るために、もっともっといろいろな撮り方にチャレンジしようと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?