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#1 なんとなく行ってみたかっただけ。

2019年6月 はじめての海外ひとり旅をしにデンマークとスウェーデンへ行ってきました。気まぐれ旅logのんびり読んでくださいな。

「なんでデンマークなの?!」
「デンマークって何があるの?」

別に、デンマークにこだわりがあった訳ではない。治安が悪くなく、自分の英語力を試せれば、どこでも良かったが、長期旅では予算の都合で北欧に行けない可能性があったので、働いているうちに北欧に行っておきたかった。
北欧デザインは可愛いと思うがそのメインはフィンランド、物価が高すぎるのと寒そうなので今回はパス。
北欧の中で酒税が一番安く、気候も良さそうだったので、はじめての海外ひとり旅はデンマークを選んだ。

デンマークに何があるかと聞かれても、有名なものを目的に選んだのではなく、私のひとり旅力を試したかっただけなので、聞かれると毎回返事に困った。

しかし、デンマークについて色々調べていくごとに、特に目立ったことはないけど、教育とか社会の仕組みとか、人の良さとかを知り、デンマークという国に愛着を持つことはできた。

出発前日の仕事の日、「え?明日から行くんだよね?!」と言われるほど私は暗い顔をしていたのだと思う。不安でいっぱいだった。

英語はオンラインで勉強したが、果たして通じるのか。無事に飛行機が着くのか。宿までいけるのか。怖い事に巻き込まれないか。無事に帰ってこれるのか。

「ひとりで」を選んだのは自分だけど、やっぱりはじめては不安だった。

当日、なんとかパッキングを終わらせ、空港行きのバスに乗る。
不安で顔が固まっていた自覚がある。

でも、いつも仲良くしてもらっている大好きな人が、私のひとり旅のために送ってくれた
「さすらっといで〜」という名のプレイリストを聞きながらバスに乗っていると、だんだん元気になってきた。
そのプレイリストは、その人が昔によく海外に住んだり旅をしていた時に聴いていたものがほとんどだった。

「今日のために、それなりに調べてきたし、英語もやったし、足りないかもしれないけどなんとかなるでしょ!トラブルがあってもそれも全部旅だし、ひとり旅なりに、のんびりぶらぶらと楽しんでこよーっと!」

今日までに心と物の準備してきたんだから、楽しまなきゃ損だし、どんな事が起きても絶対楽しくなるだろって気がしてきた。
急にポジティブ(笑)

飛行機と宿しか予約していないし、どこから観光するかも定まっていない、ほぼノープラン、行き当たりばったりの旅だったが、そこはひとり旅。
自分の気分のままに行きたいところに行ける自由さを満喫してこようと、前向きな気持ちで飛行機へ。

(わ、イケメンじゃーん。話しかけたい・・・でも飛行機寝るつもりで来たのに、隣が男の子じゃ化粧水塗るのとかメディキュット履くのちょっと気遣うな〜)

11時間のフライトは、学生の時にイギリス行った時より短いが、職場の乾燥で鼻や喉を痛くする私は、飛行機の乾燥が一番怖かった。

イケメン白人男の子が隣だったので急に国際色を感じて緊張して座ったが、結局化粧水もメディキュットも遠慮なく使わせてもらった(笑)
乾燥はのどぬーるマスクを1〜2回使えば大丈夫だった。

フライト11時間もあるのに、寝る格好している人ほとんどいなくて、みんな軽装なのが意外だったなあ〜みんな飛行機乗り慣れているんだね。

私と彼の席は足元に荷物を入れられない席だったらしく、離陸前に男性スタッフに頭上荷物入れに移動させられた。

着陸前には隣の彼が自分の荷物のついでに私の荷物も入れてくれたし出してくれて、(デンマークの人は優しいって聞くけど、こういうことか〜!)なんて早速外国人の優しさを体感したのであった。

結局彼とは荷物出し入れに関する「サンキュー!」「ソーリー」程度の会話しかできなくて、本当にもったいないことをした・・・。
自分の英語が伝わる自信がなくて自分からは話しかけられなかった・・・

空港着いてからは、はじめてひとりで受ける入国審査。
英語わかるかな〜。
不安だったので、着陸前に英会話ハンドブックで復習しておいてよかったけど、英語も聞き取りやすくて、おそらく全部スムーズに答えられた!ヤッター!

親子で来ている日本人とか見たけど、1人は喋れたり、2人とも喋れなかったり。
喋れないどうしでツアーじゃなく外国来る勇気すごいな〜と思って眺めてた。


さて、宿は首都から離れた隣の島オーデンセに取っているので電車で移動しようと思うのだが・・・

チケットはなんとか買えた。
でもホームの場所が全然わからなくて!
英語は通じるって聞いてデンマークに来たけど、看板は全部デンマーク語!ぜんっぜんわかんない!!!
英語圏だったらこんなにわかんないことなかったのかも〜なんて一瞬後悔。
でも行きたい国英語圏ばっかりじゃないし、仕方ない!

駅員さんに質問する人いっぱいでなかなかタイミングなくて、やっとのことでホームの場所聞いた。(買ったチケットにはホームの番号書いてないんだもん!)

「2番ホームからセントラルで乗り換えて」

パッと言われて、2番だけ理解してとりあえず2番ホームへ。
ホーム着いた頃に、あ、セントラル(中央駅)で乗り換えろってことか!直通はないのか。と理解。

とっても簡単でシンプルな英語だし、理解するまでタイムラグがあったけど、聞き取れたことが嬉しくて、(いよいよ英語必須の旅が始まったぜ〜)ワクワクしてくるのがわかった。

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