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わたしが求めるもの

 石垣島から帰ってきて1週間。
長いような短いようなで頭の中には「石垣島に戻りたい」が巡っている。

 今日は久しぶりに都心へ出た。
 初めて行く皇居、その周りにそびえ立つ高層ビルに行き交うサラリーマン。飲食店にハイブランドのショップ、そこには何でもあった。

 久し振りの人の多さに鬱蒼としながらも、おしゃれなひとが多いなぁ、かわいい子が多いなぁ、なんて思っていた。

 ハイブランドのショップを目の前にしては、いつかここでわたしも自分で稼いだお金で堂々と買い物をしてやる、と、さほどない物欲を駆り立ててみたり、わたしもおしゃれやボディメイクに力を入れようって強く思った。

 結局のところ、わたしは“刺激”を求めている。

 初めての石垣島での慣れない寮&島生活も、久し振りに感じる都心の街並みも、全部「初めて」や「久し振り」という付加価値をつけただけの日常だ。ただ、それがわたしにとっての刺激なのである。

 過ごす時間や場所を変えるだけでたくさんの刺激が得られる。

海外なんか特に。

きれいなひとを見てわたしもきれいになりたいって思うように、わたしもこういう刺激をうまく受けながら、すてきな人生にしていこう。

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