見出し画像

水不足の一方では豪雨、災害級の気候変動の原因。

こんにちは。LemoのSatokoです。

昨日は今地球に起きている気候変動をまとめてお伝えしました。

今回は気候変動の被害と原因を深堀りしていきたいと思います。

出典:ロイター

極端化している水不足と豪雨

水不足の一方で豪雨も発生

気候変動によって、もとから水が乏しかった地域の水不足が悪化しています。一方では洪水のリスクが非常に高まっています。

国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)や気象庁は「洪水だけでなく、渇水が起きるリスクも高まっている」と警告しています。

温暖化によって雨の頻度が増え勢力が強まり、降る季節や地域といったパターンが変化することで
「降る」「降らない」の差が極端化
しているそうです。

実際に1日に100ミリ以上の大雨が降る日が増加しているのに対して「無降水日」も増えています

雨量の変化だけではななく、気温が上昇することで土中、ダム、川の蒸発量が増えて渇水につながっています。

干ばつによる被害

干ばつによって淡水(人間が飲み水や農作物に使える水)の確保が難しくなり命の危険にさらされている人が世界中で増加しています。

飲料水が得られないだけでなく、農作物も壊滅、食糧難に。
昨年の夏、ヨーロッパではEU地域の46%の土地が干ばつの警告レベルに達し、11%が警戒レベルにあると発表されました。

水の都であるヴェネツィアでも川が干上がってしまい観光客が楽しむゴンドラが運航できないなど、観光資源も影響を受けています。

ヨーロッパだけでなく、アメリカ、近国の中国や韓国でも干ばつ被害は発生しています。

出典:ロイター

もともと乾燥地帯であるアフリカではさらに悲惨です。

アフリカでは昨年から過去40年で最悪の干ばつが続き、1億人以上が深刻な食糧不足に陥っています。
多くの人が命を落とし、野生動物も同様に命を落としています。

日本に住む私たちができるのは寄付などの支援くらいでしょうか。泣

豪雨による被害

毎年のように日本でも発生している豪雨被害。

気温が上昇することで蒸発する水分が増加し、より激しく破壊的な嵐を発生させ、河川の氾濫や洪水に至っています。

ハリケーンや台風は、海水の温度が上がっていることによって勢力を増しています

熊本豪雨のような河川の氾濫や、連日続いた豪雨によって発生した熱海市の土石流のようなこと(盛り土による人災ともいわれますが)が今後も高頻度で発生することが予想されています。

この文章を書いている今も、台風2号による各地での豪雨被害が報道されていて本当につらい。。
そもそも台風2号なんて、昔は本州に影響することはあまりなかったと思うのですが。。

自然の力には人間は抗えない

見てきたように、地球温暖化によって干ばつと水不足、一方で豪雨による洪水が高頻度、長期にわたって発生しているのが現状です。

わたしたちが第一にすべきことは
この現状、原因を一人でも多くの人に知ってもらうことだと思います。

まずは知ること。知った人から行動しています。
ぜひどんどんシェアもお願いします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?