都会と田舎の違い

私は今、関東の郊外に住んでいるが、元々は横浜で生まれ育った。

生まれも育ちも30年以上横浜だ。

なぜ、関東郊外に住んでいるかというと元々母親の故郷が今住んでいる県であり、母親は老後は田舎暮らしがしたいと言っていたからであるのだが、横浜で生まれ育った私には田舎暮らしなど理解できるものではなかった。

田舎に来るまでは調剤事務の仕事を10年ほどしていたが、人間関係に疲れ、次の仕事も見つからず、ぐずぐずと田舎に来てしまったのである。


そこで、都会と田舎の違いについて、気づいたことを記しておこうと思う。


まず、車社会であること。
車は1人1台が常識で一軒家のガレージには3台4台停まっている家が普通にある。
都会だったら、軽自動車がギリギリ1台停められる小さな家がたくさんある。

そして、コンビニの駐車場がとにかく広い!!
それこそ、先程の軽自動車ギリギリ1台停められるような小さな家が20軒、下手したら30軒は立ちそうな広さだ。
都会じゃ、’駐車場なし’なんてのもザラなのに。

それから、あらゆるところの駐車場が無料もしくはワンコインで済む。
例えば、総合病院の駐車場なんかは都心部だと1日停めると1000円前後はかかるかと思うが、田舎はタダ。
小さな駅前のコインパーキングなら高くて500円とか。
都心部なんて、上限ないのがザラである。

まだある、田舎のお店はスーパーと100均とドラッグストアとかいくつかのお店がまとまってあることが多く、その上、とにかく土地があるので駐車場が広い、そして立体駐車場がほとんどない。それに、高い建物がほとんどないのである。

よく、田舎は空が広いとか星がキレイとか聞くけど、ほんとにその通りで、遮るものがないので星や月がよく見える。
月明かりがこんなに明るいことは田舎に来て初めて知った。
都会にいたら、空を見上げても’ここからじゃ見えない’ということがあったけど田舎なら見渡すことができる。

星や月がよく見える理由は街灯の少なさもあると思う。
田舎は車が通らなければ真っ暗な道が多い。
運転していて、ふとバックミラーを見ると後続車がいなくて真っ暗であることがたまにある。(私はそれを’闇’と呼んでいる 笑)
都会に住んでいた時は駅から家まで15分くらい歩くことも普通にしてたけど、田舎は大きな駅でない限りそんなことはとても怖くてできない。前を見ていても、石ころとかあったら、気づく自信はない。

おそらく、
田舎の人がいう、”夜道は危ない”は、”真っ暗だから危ない”ということで、
都会でいう”夜道は危ない”は”変な人がいるから危ない”とかそういうことなんじゃないかとも考えた。

あとは、渋滞や混雑が少ない。
今はコロナの影響もあるかもしれないが、雨だから道路が渋滞するとかごとうびだからと言って銀行が混むというのも感じたことがない。

朝の通勤も信号一つ停まっても、しばらく進んでいくとさっき前にいた車がいたりして、本当に都会とは交通量の多さが違うんだと感じる。(もちろん、場所にもよるとは思うが。)



きっとまだたくさんの違いがあると思うけど今回はここまで。また、見つかったら記していこうと思う。

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