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大量に釣れた小メバルのおいしい食べ方

離島に住む双子の母、レモンソルターです。

相変わらず島では魚がよく釣れます。
私が釣るのはアジとメバルです。

夏の夜は潮風が涼しくて、釣っていても気持ちいいです。

日没後一時間ぐらいで入れ食いタイム。
メバルがたくさんかかり、
たまに運よくアジが連続で来る、という感じです。

10センチ以下のサイズはさすがにリリースしますが、それ以外の小さめメバル。
実は大きいものより味が凝縮していておいしいのです。
ただ、メバルは小骨が多いので食べるのも大変ですね。

どんな風に食べていますか?

定番は煮付け、塩焼きもおいしいですね。
刺身も美味です。

メバルを刺身でいただくなんて、釣るまで考えたことがありませんでした。
そういえば実際、メバルの刺身があまり売られていないのはなぜでしょうか?

私が2年かけて最も美味しいと思ったのは

「フリット(揚げ物)」「あら汁」

この2つで無駄に捨てるところなく、小さめ大量消費に最適。
おすすめします。

メバルのフリットの作り方

【下処理】

1. 魚のウロコ、内臓を取る。

2. 胸ビレ・腹ビレが落ちるように斜めラインで
頭を切り落とす。(頭はあとであら汁にします)

3. 背ビレと背ビレにつく小骨も取るように、両面包丁をいれて切る。

4. 尻ビレと尻ビレにつく小骨も取るように、両面包丁をいれて切る。

5. 身の真ん中に包丁で切れ目を入れると仕上がりは縮まずキレイになります。
(下の写真は忘れたため入ってませんが)

【材料】

・メバルやアジなど
・塩レモン(塩でもよい)
・コショウ
・薄力粉
・油

【作り方】

1. 下処理を終えた魚に塩コショウをする。
  塩レモンを使うと風味倍増!
  塩レモンの場合は全体に薄く塗ります。

2. 味がなじむまで冷蔵庫で寝かす。

3. 薄力粉をまんべんなくまぶす。
  尾ビレにもしっかりまぶしてください!

4. 油で揚げる。
  高温すぎると油がハネるので気をつけて。

メバルのあら汁

【材料】

・魚のアラ
・水
・塩
・醤油

【作り方】

1. 水(適量)に塩をいれる。

2. 下処理で残った魚の頭部分を、1.に入れて沸かす。

3. 沸騰したらすぐ弱火にして、1~2分経ったら蓋をして火を止める。

4. 仕上げに醤油(味噌でもよい)で味をととのえる。

見た目はこんな感じですが、とてもよい出汁がでます!

お味は・・・

フリットは箸とビールが止まらない!
塩レモンの風味がまた最高に合います。
2歳のこどもたちも大好きで、あっという間になくなります。

あら汁も、いいダシが出て美味しい。
冬場はもちろん、夏場でも温かい汁物は落ち着きます。
あまったお汁は残ったご飯とまぜて雑炊にすると
またまた二度美味しいです!
朝ごはんに、昨夕飯の残りを混ぜて、よくやります。
これも2歳のこどもたちの食欲をかきたてる味です。

いかがでしたか?

たくさん釣って、保存も効かないしどうしたらいいかわからない
そんなときのオススメです。
少し手間がかかりますが、やったらハマる味です。
お試しくださいね!

使った塩レモンはこちら

熟成2年もの、ペーストになっているので
なにかに塗り込むのはとても簡単です!
塩の代わりに使えば、簡単にグッとおいしくなります。

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