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あんなこんなコロナ記:太陽と北風、太陽と自粛

猛暑本番

 三連休、8月始めの梅雨明けとともに気温は一気に真夏! 大喜びで家に引きこもる。本当はウォーキングを続けたいのだけど、6時台の早朝でもすでに日差しが強く、30分も歩くとかなり体力を消耗する。一日中へばってしまうので、体力温存、家で積読解消に励むことにした。
 しかしこの暑さによる引きこもりはまさに本来の「自粛」になるのだろうか。まあ暑いのつらいから外出しないのも「自粛」とも言わないか。 太陽と北風の法則で、自然と外出が減って家庭内感染以外の感染者減に繋がるといいのだけど。
 ちなみに連休明けに出勤したら、「白山羊の近所の人気ハンバーガー屋に行ったよ。うまいなー。行ったことある?」みたいな報告を受けた。あんたの家はうちの最寄駅まで電車で40分はかかるはずである。しかもランチ、炎天下で超並んだらしい。何故生きているのだ。死ぬこと以外かすり傷の人というのはいるんだろうな。これは大して外出減らないかも知れない……。
 勤務先では「GOTOやばい」の会話がなされる一方で、「GOTOどこ行くか決めた?」と話している人もやっぱりいるのである。

窓開けようよ死ぬよ

 電車内感染防止のため、ただいま都内のJR線は窓を開けて走行しております。
 駅員さんが停車中の電車の閉まった窓を適宜開けているようなので、元々鉄道会社の方で社内換気の窓開けしてくれていると思う。しかしだよ。ときどき窓が閉まったまんまの区画がある。
 何故誰も開けないのか。とても不思議だよ。触っちゃいけないと思っているのだろうか。開けると誰かが文句言うとでも。でもおそらくそう思ってる。私も日本人だからわかる。
 私もある日まで窓は鉄道の人まかせで、開けすぎもなんかよくないのかと思っていた。でも、閉まった窓の前に座りに来たある一人のおじさんが、開けたのである。窓を。そのときに「開けていいんだ!」と私もまた気付いたのだった。
 それ以来、窓に手の届く場所に座って窓が閉まっていたら、10cm程度は開けるようにしている。私が開ける様子を見て、他の誰かも「開けていいんだ」と気付いてくれたら嬉しい。
 本当に不思議だが、我が国の人々は、命よりも空気読むほうが大事なのだろうか。死にかけたらさすがに戦うみたいだが(水俣病のように)、死ぬ寸前ぎりぎりまで、本当に空気に抗うという事をしない。これだけCovid-19が流行しているというのに、リスクの高い行動に全然恐怖を覚えない。あるいは、その恐怖よりも目立った行動を取るほうが怖いものと思われる。
 私はこの「正しい、正しくない」よりも、「その場の流れに逆らわない」という国民性に強い疑いを持っている。この調子で、悪を悪と思わず実行してきたのが不幸の原因だと私は思っている。大げさになったが、小さいことから大きいことまでそういう点が日本人の欠点だと私は思っている。助け合ってお互いコロナを生き延びよう、と考えるのではなく、死ぬ時は皆一緒、皆一緒だから大丈夫、という発想。いや、皆で生き延びて繁栄しましょうよ。皆で元気で楽しく生きようよ。

やっと冷水シャワーに

 暑いと思考力と行動力も低下するので、漢方薬を欠かさぬよう漢方医の元へ定期通院。そこで「暑かったら冷水シャワーを浴びてみましょう」と医師の勧めを受けた。
 そう言われてなんというか……何故思いつかなかったのだろう。毎日温水を浴びて滝汗と共にお風呂場を出て、体温が下がるまで何も出来ずにエアコンで温度を下げた部屋で倒れていた。
 医師によると今が暑さのピークで、8月下旬には気温が下り坂になるそうだ。(とはいえ、適当に聞き流して下さい)
 では、このピーク期間だけでも、冷水を浴びてエアコン代節約頑張ろうかな。
 帰宅して早速水を浴びた。
 冷たい。18℃の水はこんなに冷たいものだったか。手足に掛けるのがせいぜいで、とても全身に浴びられなかった。風呂桶の残り湯を水で薄めて冷たくして、浴びた。このくらいがいいかもしれない。
 猛暑時期に運動すると消耗が激しくて寝付きも悪くなるので、どうしようか迷ったが、水浴びを取り入れつつ、ウォーキングももう少し頑張ってみようかな。


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