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【マリノス】第29節アビスパ福岡戦感想【Jリーグ2022】

アビスパ福岡とホームで対戦しました。結果は1-0の勝利でした。ホーム連戦で見事連勝することができました。ただ、この試合で西村が負傷してしまいました。

フォーメーション

2022 J1 第29節 マリノスvsアビスパ

中2日の連戦ですが先発は大きく変わらず、松原喜田Aロペスが先発しその他は変更なしとなりました。

試合展開(得点経過)

1得点目 後半14分 Aロペス(マリノス)

水沼がゴール前中央の西村にパスを入れると、密集地帯でしたが西村がダイレクトパスをAロペスに送ります。これを受けたAロペスは冷静にシュートを流し込んで先制点を奪いしました。Aロペスは2試合連続得点となります。

気になったこと3つ

1.連戦の疲れ

中2日の連戦とあってアビスパも含めて全体的に選手の動きは重く、ダイナミックな動きがなかなか出せていない印象でした。チャンスやシュートも前の試合よりは多くなかった印象です。

それでも前半に挙げた1得点と守って無失点勝利できたのは大きいです。これで2試合連続無失点となりました。エドゥアルド岩田のコンビは安定していて来ていますね。

2.ホーム8連勝

これでホーム8連勝を記録して、チーム記録に並んだそうです。さらに今年はホームではここまで11勝2分と無敗で圧倒的な強さを誇っています。やはり多くのサポーターが見に来るホームで勝てるのは大きな強みですね。

また、リーグ戦残り7試合のうちホームが4試合残っています。ここでしっかり勝ち切ることができれば優勝へ大きく近づくことは間違いありません。

3.西村の負傷

この試合の一番大きなトピックスは西村の負傷です。前半早い段階でかなり酷いファウルを受けて足首を負傷していましたが、その後約15分プレーしていました(負傷しながらもアシストもマーク)。彼の尋常ではない勝負根性がそうさせたのだとも思いますが、負傷が悪化していないか心配ですね。

9/13に靭帯損傷で全治4~6週間とのリリースがありました。骨折など最悪の事態は避けられましたが、今シーズン中に復帰できるかは微妙ですね。4~6週間というのは怪我の全治で、そこから試合に出れるコンデションに持っていくにはさらに1~2週間は必要でしょう。そう考えると早くてレッズ戦や最終ヴィッセル戦の復帰になりそうです。

しばらくは西村不在が確定しましたので、メンバー構成等どうするかマスカット監督をはじめとしたチームマネジメント力が問われることになります。

全体感想

コンデション不良の中で難しい試合でしたが、しっかり勝利という結果を残せたのは大きいです。特にAロペスにとっては前半戦のリベンジの意味で気合が入っていたと思いますので、結果を出せて良かったです。これからAロペスの爆発にも期待がかかります。

しかし、課題もあってやはりセットプレーはなんとかしたいですね。被セットプレーはともかく、FK、CKさらにはスローインにしても正直可能性を感じません。FK、CKについては何回も機会はありますが、そもそもシュートチャンスにつながることが少ない印象です。これは選手の質の問題なのかチームとしての練習の問題なのかわかりませんが、なんとかしてほしいですね。

あと、スローインについてもすぐに奪われるシーンも多い印象です。だいたいは体の強いレオセアラAロペスに当てて収めてもらう感じですが、もっとダイレクトパスなどのコンビネーションでボールキープするようにしていけたらと思います。

次の試合に向けて

次は9月14日(水)に京都サンガとホームで対戦します。またもや連戦で中3日と厳しい日程が続きます。

サンガは直近の5試合は1勝2分2敗で現在13位です。前の試合ではアントラーズと引き分けています。決して好調とは言えませんが、アウェイですし油断はできませんね。優勝に向けて取りこぼせない試合が続きます。

おまけ(西村不在時のメンバー構成について)

ここまでトップ下のポジションで大活躍してきた西村を欠くことになりました。西村不在時の対応について考えてみます。

第一候補は当然マルコスでしょう。西村加入前は絶対的なトップ下でした。ただ、マルコスが入ると外国人枠の問題が出てきます。マルコスが入るとなると誰かがベンチ外になります。候補はヤンマテウスエドゥアルドですかね。

もしくはこの試合のように渡辺を使う手もありますが、連戦が続く中で練習もできないと思うので、難しいかもしれません。あとはウルトラCでヤンマテウスのトップ下起用もあるかもしれません。

いずれにせよ次の試合のスタメンは注目ですね。

それではこの辺で失礼します。

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