いつも誰かに叫んでいた。身の内に混ざり合う、色なき色を、音なき音を。口づけをした。いつになっても伝わらないから。心の銀河に融け合いたくて、あらゆる境を失いたくて。流れゆく軌道、星の想いの邪魔をしないで。あらゆる言葉を捨てた日に、刹那に煌めく猫の目の色。叫ばれていたのは私だった。

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