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Z世代の「カッコいい」を言語化

今週の投稿を担当します。株式会社Lentreeの田畑蓮です。

いきなりですが、今回のテーマは、

「カッコいい」とは何か?

なぜ、このテーマに設定したのかというと...。

株式会社Lentreeの事業内容と「カッコいい」は、大きく関連しているからです。

株式会社Lentreeのことをあまり知らない方でも安心してください。説明します。

株式会社Lentreeは、一言で表現すると、「エシカル(SDGs)に特化したブランディング会社」です。

もう少し説明を加えると、株式会社Lentreeのセールスコピーは、「Z世代からモテる企業(商品)を創出すること」です。

「モテる」ためには、「カッコいい」が必要不可欠ですよね。

また、株式会社Lentreeが掲げる経営ビジョンは、「エシカルがカッコいい世界を創り、エシカルがカッコよくない世界を創る」です。

まわりくどい言い方をしていますが、「エシカル(倫理的/道徳的)な人や企業がカッコいいという世界を創り、それが当たり前になるまで広げる」ということです。

例えば、ゴミのポイ捨てをしている人がいたら、「ダサい」「まだそんなことやってるの?」って思いませんか?

それは、エシカル(倫理的/道徳的)な行動が当たり前になっているという証拠です。

「Z世代からモテる」ためには、エシカル(倫理的/道徳的)に反する行為は、許されないのです。

では、Z世代の「カッコいい」とは何か?

平均年齢21.6歳の株式会社Lentreeのメンバーたちで、白熱の議論が繰り広げられたので、その過程と結果を記述します。


「カッコいい」の変化

まず、前提として、「カッコいい」の価値観が昔と今では変化していると思います。

昭和の時代では、「悪い=カッコいい」という価値観が存在していたと思いますが、今、Z世代の若者は、「悪い=ダサい」という価値観を持っています。

「不良」や「ヤンキー」と呼ばれるような若者が減少していることがその裏付けです。

また、モテる男性の特徴でよく言われたのは、3K (高身長/高学歴/高収入)でした。

例えば、高級車を所有していることやハイブランドのスーツや時計、靴などを身につけていること。それこそがカッコよくあるためのステータスでした。

しかし、最近の若者であるZ世代は、そのようなステータスがカッコいいとは思いません。むしろハイブランドの商品を身にまとったり、それをアピールしたりするような人は、ダサいという価値観を持っています。

それよりも、自分の軸や価値観をしっかり持っている人社会を前に動かすような影響力を持っている人などが「カッコいい」と感じます。


真のカッコいいとは?

ここからは、「カッコいい」をさらに深掘りします。

そのためにも、「カッコいい」と意味が類似しているワードとして、「イケてる」というワードについても比較検討してみましょう。

「カッコいい」と「イケてる」の違いとは?

結論から言うと、

「カッコいい」は、努力した「過程」などの本質によって価値判断をし、「イケてる」は、可視化できる「結果」などの表向きによって価値判断されるということです。

もう少し言うと、「カッコいい」は、身内などの内向きなベクトルの言葉であり、「イケてる」は、第三者などの外向きなベクトルの言葉であるということです。

例えば、「甲子園に出場する高校球児」で考えてみましょう。

図に落とし込んでみたので、ぜひご覧ください。

「カッコいい」「イケてる」の違い

まず、横軸であるx軸を過程(努力している/していない)とし、縦軸であるy軸を結果(勝ち/負け)とします。

そうすると、「カッコいい」というのは、「過程」すなわち「努力」したことが評価されます。仮に、野球が下手で試合に敗れたとしても、努力したという姿勢が評価されたり、感動を生み起こしたりするものですよね。図で言うと、第四象限です。

「イケてる」というのは、「結果」すなわち「勝利」したことが評価されます。仮に、野球の練習をサボっていたとしても、勝ったという事実さえあれば、野球のセンスを感じますし、それって、イケてますよね。図で言うと、第二象限です。

要約すると、努力をしていれば、「カッコいい」勝利していれば、「イケてる」ということです。

もちろん、図で言うところの第一象限である、「努力をして、勝利した」が「カッコいい」かつ「イケてる」ことになるので、最もモテます。

言うまでもないかもしれませんが、第三象限は最低です。一切モテません。

なので、株式会社Lentreeとしても、Z世代からモテる「カッコいい」かつ「イケてる」企業(商品)を創出すること、それこそが「エシカル(SDGs)に特化したブランディング会社」の使命だと考えています。


今回はここまでになります。ご覧いただきありがとうございました。



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