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『手紙』~拝啓15の君へ~27歳になって読んだら心に響き渡った。

中学生時代に合唱曲として
歌うことが好きだったこの曲を
27歳になった今、改めて読み返したら
歌詞の意味が心に共鳴しまくったので、
熱く語らせてください。

歌詞と解釈を交互にお届けします。

後日YouTubeにも
歌詞解釈動画としてUPさせていただく予定です。
こちらの文章に少しでもいいなと共感して頂けたら
ぜひチャンネル登録して配信をお待ちいただけたら嬉しいです。


それでは本編のスタートです。

どうぞ!

拝啓、この手紙読んでいるあなたは
どこで何をしているのだろう

十五の僕には誰にも話せない悩みの種があるのです
未来の自分に宛てて書く手紙なら
きっと素直に打ち明けられるだろう

今、負けそうで泣きそうで
消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?

ひとつしかないこの胸が何度もバラバラに割れて
苦しい中で今を生きている

今を生きている

手紙/アンジェラアキ

苦しくてどうしようもない
でも誰に相談していいかもわからない
誰が答えを知っているのかも
誰を信じていいかもわからない

でも唯一、未来の自分だけは
この今の自分の気持ちを全て経験した未来の自分だから
確実に自分の気持ちを理解してくれる。

自分の悩みは、悩みに相応しいかもわからない、
ちっぽけなものかもしれない、
納得のいく答えのないものかもしれない。

だからこそ人は、人知れず悩みを抱え続ける。

でも誰にでも唯一確かな味方がいるとするならば、
それは紛れもなく自分自身である。

自分が自分を裏切らない限り、
絶対に自分の味方でいる唯一無二の存在。

たとえ大切な友人、恋人、家族であろうとも
誰も信じられなくなる瞬間は
生きていれば訪れることはあるかもしれない。

だって人間には、
相手の心を確実に読み取る力がないから。


でもそんな時も、どんな時でも、
自分が自分を信じることさえ出来れば
人はまた大切な人を信じることが出来るようになっていく。


拝啓、ありがとう
十五のあなたに伝えたいことがあるのです

自分とは何で、どこへ向かうべきか
問い続ければ見えてくる

荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと夢の舟よ進め!

今、負けないで、泣かないで
消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの

大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている

手紙/アンジェラアキ

自分を信じてくれてありがとう。

自分を信じられたあなただから、
今の自分として、今生きている。

本当の本当に自分のしたいことは
自分が教えてくれる。

だから自分に問いかけて、諦めないで、
答えは答えだと気づけるから
まだわからない時は、
答えに出会えてないだけ、経験が足りないだけ、
だから自分を信じて問いかけながら進み続けて。

大丈夫、自分の声を信じて。

もちろん今でも悩みはあるけれど
それさえ楽しんで生きられる日がくるから。

だから自分を信じて、大切にしてあげて。


人生の全てに意味があるから
恐れずにあなたの夢を育てて

手紙/アンジェラアキ

この世は不完全であり、凹凸がある。
だからこそ人が存在し体験が存在し、現象を形作っている。

人は、人生を通して何をしているのか。
何かの功績を、自分の生きた証を、残すために生まれたのではない。
自分自身という肉体や思考を通し、人生という経験をしにきている。

だとすれば、悩みがあることが当たり前。

それぞれの悩みと向き合い、
自分と向き合うことで、人は成長する。

いつの時代も
悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて
今を生きていこう

今を生きていこう

手紙/アンジェラアキ

悲しみを経験した人は、その分人に優しくなるように
それぞれの手に入れたいスキルに見合った課題に取り組んでいるだけ。

ただ、それだけなんだ。

その、それだけが大変なんだ。

だからこそ
人は助け合い、慰め合い、分かち合う。
それは単に自分の目の前の人だけにとどまらない。


同じ境遇の人のためにと、、、

名言たちが集まり、教訓が語られ参考書となる。
言葉が音楽に乗り、歌となる。
一瞬一瞬が物語となり、映し出され映画となる。

あらゆるものを通して、人は互いを勇気づけてきた。

そしてそれは全て自分を通しておこなわれる。
全てを受け取っているのは自分であり、自分にしか出来ない。

他人の人生を生きられないのと同じこと。

拝啓
この手紙読んでいるあなたが
幸せなことを願います。

手紙/アンジェラアキ


未来も過去も全て、今感じることしかできない。

あなたが、自分が、幸せでありますように
と願える今の自分に
心の底から温泉のように湧き上がる温かい気持ち

それこそが今の自分が幸せである証。


またひとつ
素敵な曲に出会えていたことに気づき
感謝が溢れます。

この曲に携わってくださった方々、
この曲が好きな皆様のおかげです。

ありがとうございます。

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