なぜ移住するのかと、移住を決めた今の気持ち

※ほんの少しだけ、「ワタシが私を見つけるまで」という映画の展開に触れます。微ネタバレ注意。


えらいこっちゃなことで、↑この日記を書いた翌週から福岡に滞在して、10日後にはマンションを契約して、3週間後には引っ越すことが決まった。自分で進めていることだけど、展開が早すぎて気持ちが付いてきていない。こんなトントン拍子に進むとは。

これまでの日記でぱらぱらと書いているかもだけれど、なぜ福岡に単身移住することにしたかと、移住を前にした今の気持ちを改めて書き留めておきたい。

なぜ福岡に移住するのか

・仕事が変わってテレワーク勤務が主となり、地元に住む必要がなくなったこと
・30歳の節目の年であること
・お付き合いしていた人とお別れしたこと

3つが重なった時期であったことから、「さぁ自分はここに住み続けていても良いのだろうか」とぼんやりと考え出す。新しいことを始めようにも見慣れまくった土地で、新たな出会いも友達の友達だったりすることが余裕であるくらい世間が狭く、何をするにせようっすらと「2周目」のような気がしてしまう。

そんな何をするにも微妙な居心地の悪さを感じてしまうようになった中、いっそ住む場所を変えて心機一転してみる案が自分の中で浮上した。"急"浮上ではなく、きっかけや条件的に無理で選べなかった底の方に沈んでいた案がぬるっと上がってきた感じ。地元にもそんなに離れていなく、遊びには何度も行ったことがあり、そして3ヶ月くらい住んだことがあるので全く見知らぬ土地というわけでもない福岡が今の自分にはベストかと思い、決めた。

移住を前にした今の気持ち

前の日記にも書いたけど、今はポジティブな気持ちよりも「寂しさ」とか「不安」とかネガティブな気持ちの方が大きい。そんなことを言うと「じゃあなんで行くんだよ笑」と言われてしまうこともある。いや〜そうなんだよ、そうなんだけど・・!

今住んでいるところは快適だけど、「今の自分に合ったもっと良い土地があるんじゃないかな」という思いがずっと頭の片隅を占有し続けるのがしんどい。息苦しい。この考えを持ち続けながら伸び伸びと生活できなさそう。それならどう転ぶか分からないけど、移住を選ぼう!という感じ。

面と向かって言えないけれど、家族や友達と今みたいに簡単に会えなくなるも寂しい。その中にはまだ移住することを言えていない人もいる(家族にはさすがに伝えているけど)。
・相手とプチお別れみたいな空気になるのが辛い
・まだ自分が移住することをポジティブに捉えきれていない
という理由で、ちゃんと言い出せずにいる。

福岡から地元に戻るまでの新幹線の中で見た「ワタシが私を見つけるまで」という映画に、妻が亡くなった事実を幼い娘に説明できずにいる父親が出てきた。物語終盤で娘に事実を伝えた後、「今まで言えなかったのは、ママが亡くなったことが悲しかったからだよ」と彼が娘にこぼしたとき、それが今の自分の気持ちと重なってしまい新幹線の中で号泣してしまった。自分もちゃんと伝えないといけない。

こんな感じで今はネガティブ強めだけれど、移住したらポジティブなところにたくさん目を向けていきたい。「やっぱ福岡に移住して良かった!」と思えるように。

まとめ

ここ1ヶ月くらいで仕事もプライベートも、そして物理的な環境も一気に変化していることで、ややメンタルが弱めになっている。「人間は環境の変化に弱い動物なので、仕方ない反応だよね!」と自分に言い聞かせながら今日も生きている。比べることじゃないかもだけど、海外移住とかもっとスケールの大きい決断をしている人だってわんさかいる。
まぁ、福岡。なんとかなるさ。

ちなみに明日から、一緒に働く人と顔合わせをしに1週間ほど関東に滞在する予定。帰ってきたら引越し準備せな。

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