スカイツリー初めて
夕方から
先日から妻と次男が東京に来た。習い事がない合間を縫って、おそらく10日ほどの旅程。塾がある長男は残してだが、長男も一人で集中するのがよかろう。自分が高校生の時も、家族旅行にはついていかず、祖父母宅にずっと泊まっていたなと思い出しながら。
来た翌日がようやくの休みだったので、夕方からスカイツリーに出かける。近所でいつも見慣れてはいたけど、行くのは初めて。駅を降りてそれなりのアミューズメントタウンになっていることに驚いた。
最初にプラネタリウムに行ってみる。ちょうど、塾で星を習い始め、なかなか覚えが悪いこともあり、ちょっとでも興味を持ってもらえればと。
一番近い回に入る。ヒーリングとやらでアロマの香りが途中でするという。少し大人向け。語りは広末涼子さん。ささやくような語りは、いろいろ直近の出来事を想起させ、星空に集中できなくなりそうになるが、気持ちを切り替える。
神津島というのが東京の南にあるらしい。そこで見える星空。ただただ圧巻。天の川のそば、ベガ、デネブ、アルタイル、こんな風に見えるのかと。アンタレスの赤いこと。小学校で天文クラブだった血が騒いだ。フォーマルハウトを覚えていたのが嬉しくて、次男に説明してたら係りに怒られた。すいません。低い空のカノープス、長生きできなくてもいいから、一度は見てみたい。
そして天空へ
プラネタリウムを出て、天ぷらを食べ、いよいよ上を目指す。当然一番上まで。ガラス床、なかなか怖い。しかし、館内に流れるロマンティックが止まらない。意味がわからなかった。
これが東京。遠くに来てしまった。
眺めていると、喧騒が遠くなった。
これが東京。
そばのライフで朝のパンを買い、家へみんなで戻る。長男は置いてきたけど、私はいま、孤独ではない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?