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実は!記念ワインの裏側

先日、SNSで発表をし、記念すべき333試合出場のワインを出させていただきました。
詳しいことはInstagramを読んでいただきたいです。

Twitter @leoyokoe
https://twitter.com/leoyokoe/status/1255066126234447874?s=19

Instagram @leoyokoe 
https://www.instagram.com/p/B_hM-MthzyT/?igshid=14p260wgfs6bb

Fリーグ発足の2007年から2020年までの13年間で333試合を出場したわけですが、実は最初からこれを記念してワインを出したわけではないです。

今回はそれについてお話したいと思います。

2018年にFリーグ通算300試合出場を達成しました。
当時、この記録は移籍なしの単独クラブでの300試合出場としては初という光栄なことでもありました。

実はそれを記念して今回タッグを組んでいる酒屋さんから300試合出場記念ワインを出しましょう!と言っていただきました。

(歴代のユニフォームを飾っていただき感動しました)

とても有り難いお話だったので積極的に準備をすすめ、デザインも決まり、販売の仕方についても考えていました。

少し余談ですが、お酒を売るには許可が必要で酒類販売業免許などの資格も必要です。当然、販売するのは自分ではなく酒屋さんなのでその問題はクリアしていました。
それでも少しでも知識として酒税法を知っておきたいと思い、その酒屋さんが運営しているBarにも飲めないながらも通い、勉強させていただいたり、常連のお客さんから違う業種のお話を聞くことが自分なりの違う世界の話を知る一つの手法でもありました。
ちなみに、先ほど少し触れましたが、自分は全く飲めません。アレルギーかのようにアルコールが身体に合わないという話は補足しておきます。

しかし何故そこまで話を進めていて、エネルギーを持っていたのに販売に至らなかったのかというと

チームから許可がおりなかった

理由としては
・当時は会場でお酒を販売するということがなかった
・選手≠お酒 結び付かないものでイメージが良くない
というものでした。

しかし、競技フットサルはインドアスポーツなので体育館で試合が行われ、興行として成り立っているので個人的にはスタジアムグルメやビールは欠かせないものだと考えてはいましたが、ビールをすっ飛ばしてワインの販売は難しかったようです。

当時はチームに属しているのにも関わらず安易に考えすぎていたなと思うしかなかったですね。でも今回に繋がる勉強にはなったので決して無駄なことではなかったですね。
難しいところではありますが、フットサルは雇用形態もチームによってバラバラですし、選手が『稼ぐ』というところに対してチームとのバランスは大きな課題だとは思いますが、その話はまた今度にします。

それでも、翌年からビールサーバーを持った男性スタッフが試合会場をウロウロしてるのを聞いたときは
『去年、許されなかったのにお酒売ってるんかい!』と突っ込みたくはなりましたね笑
さらにそこに可愛い売り子を雇うという投資ができなかったことが勿体ないという個人的見解をチームスタッフには伝えました。

引退した今ではプレーしている姿は見せれないので会うことも減ったので1度くらいホームゲームにビールの売り子としてサプライズでファンやサポーターに買ってもらうのはその日のイベントとしてはアリなのではないかと勝手に思っていますが、皆さんはどう思いますか?
目の前で試合が行われてる中、ずっとそのチームに所属していた選手が急に試合中にビールを売りに来たら、思い出に浸りながら必要以上に!?(そこは良いか悪いかは置いておいて)買ってくれるのではないかと考えています。それはそれで楽しいと思いますし、昔からのファンやサポーターは必ず喜んでくれるのではないかなとチームに一つの提案ができたらいいですね。

すいません。話が少々本題と逸脱しましたが…

そんな流れから300試合出場の記念ワインの話はなくなってしまったんです。

そのときのお蔵入りとなってしまったワインラベルのデザインがこちらです。お世話になっているデザイナーさんにはほんとに申し訳ないことをしたなと思っていますが、今回の333試合出場記念のラベルのデザインも快く描いて下さったのは本当に嬉しかったです。この場でお礼を言わせてください。ありがとうございました。

そしてこれはもっと早くに発表をし、4月には販売を考えていたのですが、コロナウィルスの影響もあり、個人的には最後の大会であった全日本フットサル選手権の中止になり、これも個人的に最後のファン感謝祭も中止になってしまいました。(落ち着いたら必ずファン感謝祭は行います)

ワインなんて出してる場合じゃないだろ!
こんなの誰も買ってくれないかな…
なんてことをずっと思っていました。

しかし、zoomアプリの流行や在宅によるリモートワークでオンラインシステムが日常となり、宅飲みというワードも出てくるようになりました。

自粛期間、ステイホーム、宅飲み…
もう少し、もうひと押し、なにか結び付きが欲しい。
そこにこの収益を今回のコロナウィルスで影響を受けている何かに使えないかなと考えました。

前述のとおり、個人的に得た知識としてはワイン一本売れてもたかが知れています。マージンとしても一人でやっているわけではないので自分に入る額はなんとなく想像できますか?
どんなに売れてもどこかを助けられるほどの金額ではありません。
それなら微々たるものだというのは承知で、自分を育ててくれたチームであるPESCADOLA町田に、本当に小さな小さな恩返しをしようという考えに行き着きました。

正直な話、収益の一部を供託します!の方が売れるのではないか!?という考えは持っていました。売れる分にはお世話になっている酒屋さんにとっても還元されるし、買ってくれる皆さんにとっても気持ち良く飲んでいただけるのではないかと思い行動に至りました。

その発表をした途端、数時間は嬉しい悲鳴でしたね。鳴り止まないメッセージの通知音に、皆さんからの沢山の愛を感じましたし、モノが売れていく喜びを初めて感じ、感動していました。

酒屋さんからも史上最速で売れていってます!
さすが!初代得点王の爆発力はすごい!
と言っていただけました。

GW中にしっかりと届き、#レオワインでStayhome なんてハッシュタグで皆さんに自粛期間の宅飲みに少しの楽しみと笑顔、そして美味しいワインを提供できたことを心の底から嬉しく思います。
本当にありがとうございました。

集計を終えているので、自分が責任を持って皆さんのお気持ちをチームへとお届けしますので、それはまたSNSで発表させていただけたらと思います。

集計は終えているの?ならもうワインは買えない?
そんなことはありません!まだまだ全然受け付けておりますので是非よろしくお願い致します。

そうなると…ここからの収益は?気になりますよね?
とりあえず自分がまた預からせていただいて、もしまとまった金額になるようであればまたどこか自分の縁のある場所に使わせていただきたいと思っております。


お味の方は飲んでいただけた皆さんが美味しい!と感想を書いていただいてます。お世話になっている北澤豪さんにも飲んでいただきました。

以上、記念ワインの裏側でした。
長々とお付き合い、ありがとうございました!

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