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映画「東京クルド」とクルド人の苦難

 クルド人は、トルコ、イラク、イラン、シリアにまたがる主に山岳地帯に暮らしています。推定人口は2500万~3000万。現在にいたるまで独立国家をつくることができない状態におかれています。
 トルコではクルド人に対する差別迫害政策が行われ、独立運動は厳しく弾圧されてきました。1988年、イラクのフセイン政権は化学兵器(毒ガス)を用いた攻撃で数千人のクルド人を殺害しました。2019年にはトルコがシリア北部のクルド人居住地域を攻撃。多くの人びとが難民となっています。
 日本にもトルコなどから多くのクルド人が逃れてきています。しかし、難民として認定されないまま基本的人権を保障されず、不安定な生活を強いられています。

 日本で暮らす二人のクルド人の若者の姿を追ったドキュメンタリー映画「東京クルド」が7月10日から東京、大阪で公開されます。入管施設に収容(拘禁)されている家族が、体調不良になっても病院に行くことをなかなか認めてもらえないという実態も描かれています。


映画「東京クルド」公式サイト
https://tokyokurds.jp/

「国がないことが、私を一番悩ませる」クルド人の少女が求める自由  ハフポスト
https://www.huffingtonpost.jp/entry/kurds-in-japan_jp_5e83e730c5b65dd0c5d61464

#クルド人   #難民問題   #難民とともに   #WithRefugees
#WelcomeRefugees   #RefugeesLivesMatter

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