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「昔はよかった」じゃなく、「昔よりよくなってる」と思う

私は、うまれてこのかた、
「昔はよかった」なんて一度も思ったことはないです。

「昔はひどかった」は、
何度でも。毎日でも思っているけど。


「昔はよかった」

とは、昔の何かをなつかしんでいるのでしょうね。

体力もあり、無責任で、
自分のことしか考えなくてよかった、
若かった頃の体や頭髪、
置かれていた立場をなつかしんでいるのかなぁ。

ただ、自分が問題に気づいていないか、
解決しようと思ってもいなかった、
すなわち、幼かった自分を、
懐かしいと言っているだけなのかなあ。


昔の方がいいのは・・・

確かに、
昔の私の方が、お腹周りの贅肉は薄かった。
それだけは思うわ。
昔のお腹、ウエスト周りはよかったと・・・

ただ、それはトレーニング次第で
これから取り戻すことも可能でしょう。
どこまで「昔はよかった」と思うかどうかね。
「昔のウエストはよかった」と本当に思うのなら、
実践すればいいだけのはなし。

ああもったいないと思ったこと

ちょうど、子どもたちは成長するので、
着られる服や靴下がすぐに合わなくなって、
子どもたちの服には困りました。
季節か変わるたび着る服がない、みたいに。
なのに、なのか、だから、なのか、
ほとんど着ずに捨てた服もあったなぁ。
もったいない。

私も平日は忙しく動き回っていたので、
ないならすぐに買いに行く、という環境でもなく、
土日まで待って、と言うしかなく。
それなら!と、いろんなストックを家に買っておいた。

そしたらさ、
新品のままで小さくなって着られなくなってたのも
たくさんあったよなぁ。


算数セットはほとんど新品状態で役割を終えたよ。
あんなに夜中まで何日かかけて名前を書いたのにね。
絵の具は特定の色がすぐになくなったので、
何色だったか忘れたけど、爆買いしたな~。
結局余ったりしてたかも。

体操服はすり切れるまで着たけど、
体育館シューズはきれいなまま小さくなった。

中学生になると、
制服を買い換えなければならないくらい、
身長がぐんぐん伸びた。
本人の責任ではないけど、なんだか、
あと半年なのに・・・と思ってた。
着ないわけにいかないので、泣く泣く買った。
そしたら当然だけどすぐ卒業して、ほぼ新品状態。
ああ、誰かに譲ってあげたいし、
譲っていただけるなら譲って欲しかった。

柔道着。
1回、授業で着たかも。
1回、洗濯したかも。
新品を買ったのに。
それなら、だれか、どこかであまってるじゃない?
譲ってほしかったなぁ。

通学用カバン。
なぜ、あともうちょっと、と言うタイミングで、
ファスナーが壊れてしまったのだろう。
しかたなく買ったカバン、
新品同様でつかわなくなる悲しみ。
誰かに譲ってあげたかったなぁ。
捨てられずにまだ家にあるけど。


今は、それを変えようとしている人がいる

なんだか心にひっかかっていたことを、
解決しようと動く人がいる。

今は、回収して、修繕して、洗濯して、
次の使う人を探して渡してくれる活動をしている人がいる。
本当にステキだと思う。
よく勇気を持って、活動を初めてくれたよね。

紙パック飲料の紙資源回収も、
1回使い捨てで、上質な紙パルプを捨てるのはもったいないと、
回収システムを全国に作り上げた人たちがいる。
だから、日本の紙パックのリサイクルはうまくいっている。
よく勇気を持って、粘り強く活動を続けてくれたよね。

社会はよくなってる、と思うのよね。
特に、子どもへの配慮は、昔はひどかったと思う。

ということで、
つかわなくなった制服、体操服、学用品などを、
職場の昼休みに、職員に持ってきて~と呼びかけて、
私にできることを協力しようかなと思います。
私がこの活動をお知らせし、誰かに呼びかけることで、
またよい社会に変わっていくかもしれません。


とりあえず、
市役所では働いている女性の数が多いです。
クローゼットの整理を担う事が多い女性職員をターゲットに、
職場でリユース品の回収を呼びかけています。
回収する数が集まればそれだけ喜んでくれる人がいるはず。
私の手元にあればごみになるだけ。
もったいない。
リユースしてくださる方の手に渡ればそれでいい。

きっと、
社会はよい方向に進んでいる、
前より少しずつ良くなっていると思っています。
少しずつ良くなるために関わりたいと思っています。




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