毒親からの脱出方法➀

毒親、とはいっても、いろんな毒親がいると思う。だから、脱出方法は人それぞれだし、正解はない。それでも、誰かの役に立てればいいなと思うので、まずは自分が何から始めたかを書いていきます。

➀友達に事情を知ってもらう

こんなこと、と思うかもしれないけどここが最重要案件だと思う。わたしの場合、本当に仲の良かった大学の友人2人、中学高校時代のクラスメイトの10人くらい、そしてサークルの先輩5人くらいがわたしの事情を知っていた。あとは、あまりにもしんどくて研究室で泣き出した時、勢いで話してしまった先輩がいたりはするが、とにかく、上記のみんながわたしの脱出に大きな力を貸してくれた人たち。

あまり、自分の家のことは話したくないとおもうひともいると思う。けど、まず第一に健康のために、溜め込みすぎるのは良くないし、家がしんどいのに家の外でも自分を出せないとなると本当にしんどいので、誰か、少なくとも数人、周りに状況を説明したほうがいいと思う。第二に、やっぱり全部1人で脱出するのは、特にわたしみたいに学生の場合はいくら成人してたって難しい。物理的にも、精神的にも。

もう一つ大事なのは、誰かに話しておくことで自分の記憶もあやふやにならずに済むし、その友達が親から受けた被害を覚えていてくれるという点だ。やっぱりにんげんの脳は辛かった記憶を優先的に消そうとする機能があるので、記憶があやふやになってしまうこともあるし、親にずっと植え付けられたりマインドコントロールされたりすると、記憶が上書きされたりすることもある。実際わたしは親に、お前にそんなこと(首を絞める)したことはない、お前の被害妄想だ悲劇のヒロインになりきりやがって、だとか言われ続けた結果、ほんまに自分で記憶を捏造したのではと思ったことがあった。でも、高校時代の友達に話すと、みんな覚えてくれていて、大丈夫あんみの記憶は正しいよ、と言ってくれたりもした。

本当に、信頼できる友達にしっかり話しておくことにはいろんなメリットがあるので、まだ話せていない人は、ぜひ、勇気を出して話してみてください。


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