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腹鳴恐怖症でつらい話①

こんばんは、まんぼです。
昨日初めて書いた記事になんとハートを押してくださった方がいて、
驚きと緊張と嬉しさと…わざわざ読んでくださり、
ボタンまで押してくださって本当にありがとうございました。

今回は「腹鳴(ふくめい)恐怖症」についてです。
空腹でお腹が鳴るのは生理的な事で仕方がないのですが、私の場合、
本当にお腹の鳴った時の音が大きくて、何度も繰り返し鳴ります。
そして静かな場所、人が居るところで私のお腹の音が響き渡ります。
これが毎日続きます。毎日「お腹が鳴ってしまうのではないか。」という
恐怖で、食べ物を無理やり詰め込み、音が鳴らないようにしてきました。
それでも鳴りそうな時は緊張で冷や汗をかきながらお腹の事で
頭がいっぱいになります。そんな事で?と思うかもしれないですが、
私にとっては本当につらくてその場から何度も逃げてきました。

始まりは中学生の頃、4時間目の授業も終わりに近づいた時、
急に私のお腹が爆音で鳴り始めました。

腹鳴恐怖症漫画

隣の席の子の苦笑いが鮮明に思い出に残っています。
それからの私は3、4時間目になるとお腹が鳴るようになりました。
4時間目が体育、音楽などの騒がしい授業だと音がかき消されるので
天国でした。とにかく自分のお腹の音が恥ずかしくて恥ずかしくて、
でも中学校へ食べ物は持っていってはいけないので、朝ご飯は大量に、
お腹がぱんぱんになるまで詰め込みました。それでも鳴りそうな時は、
汚い話ですみませんが、休み時間にトイレに隠れて急いで
小さなおにぎりを食べてなんとか音を抑えていました。

なるよりマシ

そのまま高校生になりました。
朝ごはんを大量に詰め込み、高校ではお菓子を持ち込んで良かったので、
私は3時間目が終わって休み時間になると、必ず何か食べていました。
特に重宝していたのは「ぐーぴたっ」というお菓子です。
これを食べて水をガブガブ飲んで4時間目を過ごしました。
(お腹で膨らんでくれるそうです。)
しかし毎日この休み時間に何か食べている子は私くらいでした。
3時間目が体育の時は、4時間目までの休み時間に体操着から制服に
着替えて時間が奪われるので、移動しながらぐーぴたを食べていました。
恥ずかしかったです。

だんだんとこんな事をしてるのが憂鬱になってきます。
時々大事なぐーぴたを家に忘れて来てしまい、
そんな時 私がとった行動はなんと
「仮病を使って早退する」でした。(最悪な学生です。)
でも自分のお腹の音が教室に鳴り響くよりは全然良かったのです。

私は学校の後、塾にも通っていました。
なので、塾の前にも食べ物を詰め込みました。
家に帰ってきて、晩御飯まで食べていました。
当然太りました。

おデブ

そんな毎日を送っていたら、なんと昼食を終えた午後もすぐに空腹を
感じるようになってしまいました。地獄です。
(お腹鳴らないよう詰め込む→胃が大きくなる→空腹になりやすい)
部活は美術部でしたが、全然騒がしくないのでお腹の音がまる聞こえ。

私が悲しかったのは、もっと話を聞いていたい時、話していたい時、
お腹の音が鳴りそうになる為、それ以上その場に居られない事です。
みんなで楽しそうに話しているのに、用事なんてないのに
「用事があるから先に帰るね。」と外に出て
お腹がグーグー鳴りながら、1人で帰りました。

その②へ続きます。

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