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介護現在進行形

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脳卒中になった母の介護体験から考えたこと感じたことを書きました。医療者としての振り返りもあります。現在進行形です。
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記事一覧

自宅が火事になったこと(1)

私の思い出話です。 でも自宅が火事で焼けたという経験はあまりないはず。 家事が私に影響した…

母親ってやつは…

最近続けて、母(要介護5、認知症寝たきり)の食事介助をしています。 (食欲旺盛、ばんざい!…

夢の中で会う人は…

夢の中に現実にいる人がはっきりでてくることがあります。 例えば好きな人に会えない時。 会う…

お年寄りは人生の達人

高齢者施設で医者しています。 この施設では入所された方の看取りを行っています。 少しずつ衰…

帰ってきた自己紹介

新しい仕事が降ってきた2023年 以前は別のプラットホームでキモノ好きで色で楽しむキモノにつ…

アラカンおしゃれ事情~思い入れが強すぎるカシミアのセーター

充分な大人ならカシミアのセーターを一つお持ちではないでしょうか? 安くないので、ベーシッ…

寝顔を見て思い出をつくる介護の時間

先月から母の寝る時間は長くなっています。 レスパイト入院で嚥下力が低下した母は年末から嚥下は回復して米飯を食べられるようになっています。 ふりかけをかけたご飯が食べられるのは大したものなのです。 でも寝る時間は長い 食事の途中でも寝ています。 ほんの少しの間、ウレシイネ、アタリマエジャナイ、ハハハと笑ったり話したりしている時間が貴重です。 目を瞑っている時間も手を握ったり、肩を動かしたり。 足をさすると気持ち良さそう。 会話がなくてもその時間が私にとっても楽しい時間。

母が大きな声を出した(創作)

先日、実家に行ったときの母の様子です。 ちなみに母の要介護5の寝たきり、認知も低下していま…

父の助六

実家へ日帰りするときは、以前の飛行機便では10時半くらいに到着できました。でも今は相当急い…

子供も親を怒るよ

ケガをした娘に寝たきりの母が怒った顔をする話を書きました。 子供世代も親を怒るのです。 …

母の瞳の中にある生きる力

施設の仕事の間をぬって、横浜の実母に会いに行っています。 ベッドで寝たきり、発話も少なく…

ケガすると怒る親心

Dr志保です。べつのnoteには書いているのですが、右踵の骨を骨折しました。しばらくたって歩け…

病院の面会の闇

コロナで病院の面会は変わった 病気やけがをしたときに入院します。 その時家族に会えない時…

父がずっと見ている

先日入院している母のお見舞いに父(90歳)と行きました。 病院の対応はいろいろ言いたいことがありますが、別に書きます。 今日は父のこと 父は一人ではお見舞いに行けません。 病院のお見舞いは家族や友人が近くまで来たからついでにふらっと立ち寄るということは出来なくなりました。 申し込み制、時間制限(15分)、面会の用紙記入、体温測定など手続きが必要です。 耳が遠い父は、お手伝いが必要なので、会いたいと思ってもひとりで行けず、歩くのもゆっくりです。 私が一緒に行くのを楽しみにして