見出し画像

都会近郊の朝の風景に高齢化は地方の問題ではないと気づいた話

高齢化は地方だけの問題ではない。

今日、父と一緒に車で、父の開業している診療所に行きました。
車の運転がどんな感じか見たかった。
結論からいうともう少し大丈夫かなと思っています。(娘の甘い判断笑)

まだ朝7時前の助手席に座って、街並みを見ていると、
歩いている人は、皆70歳以上見えます。
男性で、白髪に帽子をかぶって、ダウンを着込んでさっそうと、
あるいは杖をついて、
犬を連れて歩く人たちは若い人はほとんどいません。
以前はニュータウンと言われていたところに現在住んでいるのは70代の方なんですね。

私が住んでいる、辺境とも言える田舎では70歳代はまだ若い。
農業やその他にもやることはたくさんあります。
都会近郊の70歳代半もう社会から引退している世代なんですね。
颯爽と歩いているけれど寂しく感じるのはそのためでしょう。


中高年の男性の、クレーム問題が取り上げられることがあります。
頭のキレも良いこの世代には、経験の足りない従業員はやられてしまう。
この間まで、社会を動かしていたのに、今は消費者にしかなれないとしたら、どんなにか自己肯定感下がりますよね。
特に自宅でかえりみられない男性。

女性の社会進出によって同じような立場になる女性も増えてくるでしょうなる女性も増えてくるでしょうか。
その時、クレームを受けてくれる若い世代は少数派。
少数派に遠慮して大人しくなるのか?
それとも、ずっと働き続けて現役感を保つ世代になるのか?

当事者も見通せない未来が始まっています。

音声配信 『志保の本棚』配信中
100歳の父親が亡くなった。残された母親の違う4人の娘たちの思いは?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?