見出し画像

患者さんや家族は医者に本当の気持ちを伝えれらるか?

先日、磯野真帆さんの講座を受け、スピンオフセミナーも参加して、医師と患者の間は溝があることに改めて感じました。

患者さんは私が今まで考えているより、医者の忙しさをみています。
忙しいから手間を掛けては申し訳ない
お母さんが先生のことを信じているから、私が質問したりしては迷惑かける
今後診てもらえなくなったらどうしようもない、ここは言わないでおこう

患者さんや家族としての話を聞いて、びっくりするなんて何年ぶりでしょうか
そんなにも溝は深い

患者家族として
今回母が入院して、病院のやり方が病院により異なること人も気づきました。
以前私が勤めていた病院では、退院の時は、ご家族は看護師から、薬剤師から、栄養士から、リハスタッフから、それぞれ申し送りを受けて、これからの生活にための指導を受けていました。

家族からは、さっと帰れると思っている家族からは不評だったかも知れません。
私たちは入院中の経過、現在の状態を家族に伝えて、自宅に帰ってから困らないようにしていました。

ところが、母が入院している病院はあっさり、会計して薬を渡されれば、後は勝手に帰ってくださいという感じ。
頼んでいた診療情報提供書も、一度外来を受診して、直接医師に頼んでくださいとのこと。

2週間前に現在がゴールです。早く退院した方がいいと言われて、準備してきました。要介護4の母を退院後、1ヶ月も経たずに受診させるのは家族にとっても負担が大きいです。
 母はもう高齢ですので今後は近くに住んでいる弟、内科医をかかりつけにしようとおもっていましたが、都会では家族は主治医になれないと言われました。
でも、これも聞かなければわからないこと。地域によってちがうそうです。

今まで、家族が医者だとやりにくいと思ったこともありますが、知っている医者相手に患者として振る舞うのはもっとやりにくい。
患者家族としてならなおさらです。

医師になってしまったら、もう患者の立場にはなれません。
例え、患者になったとしても、
医師の立場もわかるし、阿吽の呼吸という感じ。

私が患者さんに接する時には、
希望を話せるような雰囲気つくり、自分の希望を示してもらう。

そこから溝を浅くしたい、橋を渡すということかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?