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アニメ映画『ミラキュラス レディバグ&シャノワール: ザ・ムービー』

Netflixで7月28日に公開されたアニメ映画を紹介します。

あらすじ

ドジな高校生マリネット(ヒロイン)はひょんな事から、スーパーヒーローのレディバグに変身することに。マリネットが恋心を抱いていたアドリアンも実はスーパーヒーローで、マスクで正体を隠した2人は協力して悪からパリの街を守るが…。スーパーヒーローになることへの戸惑い、恋の行方をティーンエイジャーの視点で描かれます。

ミラキュラスのシリーズとは別のストーリーのようです。(私自身、ミラキュラスは初見です。)

予告動画

Netflixで動画配信されています。
仏国、米国、日本の合作アニメです。

感想

英語+英語字幕で見ました。
ピクサー作品に、ディズニーのミュージカルとスパイダーマンのアクションが足された感じで、さらに恋模様も描かれるので、てんこ盛りな作品です。

前半はミラキュラスを始めて見たので、世界感に入り込めませんでしたが、後半からは馴染めました。

1回目はタブレットのスピーカーで見たので、ヘッドホンで再度見直すと、ミュージカルで楽曲も良く、構成もしっかりしていました。そのため、音楽が普通に聞ける音響で見るほうが良い作品です。

楽曲はミラキュラスのテーマソングも良いですが、次の曲もメッセージが入っています。

I want to see the world brand new.
(新しい世界を見てみたい)
Why do I always run and hide?
(なのに、いつも逃げ出しちゃうの)

Reaching out(手を伸ばして)
To find the person I can be.
(新しい自分を見つけよう)
Is it enough to just be me?
(今の私のままで良いの?)

こわくても、一歩踏み出す勇気のメッセージです。
アナと雪の女王に世界感に似ています。

また、この作品のキーワードは恐怖とマスクです。
スーパーヒーローになり世界を救うことに、戸惑っているマリネットと妖精のシーンです。

Are you ready, Marinette?
(マリネット、ヒーローに変身する準備は良い?)
What if I fail?(もし失敗したら?)
You must face own fear to protect the people you love.
(愛する人を守るには恐怖に立ち向かわなくちゃ)

恐怖に立ち向かう(一歩踏み出す)ことへのメッセージです。

終盤で、悪との対決でヒーローに変身するマスクがなくなったとき、妖精がマリネットにかける言葉です。

Ladybug doesn't exist without you.
(あなた自身がレディバグなのよ)
And as long as love will reign fear in your heart, you don't need a mask to be who you already are.
(恐怖に打ち勝つ愛さえあれば、マスクなんか必要ないよ)

変身するマスクなんかなくても、あなた自身でヒーローになれるというメッセージです。

ミュージカル・ロマンチック・スーパーヒーローのアニメーション映画という全部盛りなので、Netflixが見れる方は見てみてください。

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