ロシアがＮＡＴＯが拡大することに恐れ、ウクライナへ侵略戦争を行ったという話を耳にしました。
ＮＡＴＯが拡大しなければ、ロシアはウクライナへ侵略戦争を行わなかったのでしょうか？

そもそも、ＮＡＴＯがなぜ拡大するのかを知らないと、ロシアの無茶な言い訳も信じそうになります。
プラハの春とチェコ事件、ハンガリー動乱などを知っていると、なんとなくＮＡＴＯが拡大する理由が分かると思います。

自国で国民が政治体制を変えようと行動したのに、当時のソ連やワルシャワ条約機構に加盟した国から弾圧されたのです。
国民が求めている政治体制を実現しようとしたのに、当時のソ連から武力で侵略されて傀儡国家になってしまいました。

ＮＡＴＯに加盟している国で、他国で政治体制が変わろうとしても、武力で政治体制が変わることを弾圧されないのです。
そもそも、どんな理由だとしても、他国を軍事的に侵略する行為は許されません。

弾圧される軍事同盟と弾圧しない軍事同盟、皆さんならどちらが理想的でしょうね。
多くの国が民主化して、他国に侵略されたくないから、ＮＡＴＯに加入して自国が他国に侵略されないようにしたいのです。

将来の事は分かりませんから、ＮＡＴＯに加盟しても絶対にＮＡＴＯ加盟国から侵略されないとは言えません。
軍事クーデターが発生し、核兵器を使うような危機になれば別でしょうけど。

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