私が感じたＷｉｎｎｙの影響その５

2023年3月31日 21:17

私がインターネットを利用し始めた時期、記憶がはっきりしません。
おそらく１９９６～１９９８年頃だと思います。

なぜかと言えば、Alta Vistaという検索サイトを日本語で利用した記憶があるからです。
そもそも、Alta Vistaを知っている人、相当長くインターネットを利用していないと分からないはずです。

ＡＤＳＬが日本で普及する前から、電話料金を気にせずモデム接続でインターネットを利用していました。
テレホタイムには寝ているような生活をしていました。

当時の私にとっては、自宅から世界中の情報を得ることができること、高額な電話代と比較しても安いと感じられました。
そんな価値観を持つ人、少数派だと思います。

ＡＤＳＬが普及して、多くの人が当時としては快適なインターネット接続が利用できましたが、快適なインターネット接続を利用した娯楽が不足していたように思います。
今のようにユーチューブやアマゾンプライムビデオもありませんし、世界中のＷｅｂページを見ているだけでは満足できない人が多かった感じがするのです。

そこに現れたのがＷｉｎｎｙで、自分が見たこともない映像や音楽を求めて、多くの人が利用していたと思います。
多くの人が娯楽を求めて、著作権の事を気にせず、Ｗｉｎｎｙを利用していたのかも知れません。

つまり、今のサブスクで動画や音楽を楽しめる商売可能になる通信とコンピューターの環境が整った事になります。
そんな事を著作権侵害が横行するＷｉｎｎｙの報道から知りました。

ものすごく成長が見込める環境が出来たのに、日本の企業からは使われない状態でした。
もし、日本の景気がＷｉｎｎｙによって、世界中からお金を稼げる商売になっていたらと想像すると、もの凄く残念です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？

私が感じたＷｉｎｎｙの影響 その５