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国家神道の犠牲者は現人神 前編


1941年(昭和16年)12月8日、
太平洋戦争(大東亜戦争)の宣戦布告と昭和天皇の詔書がラジオ放送されました。
その中で、
「今や不幸にして米英両国と釁端を開くに至る 洵に已むを得ざるものあり豈朕が志ならんや」
現代訳すると、
「今は不幸にして米英両国と武力衝突を生ずる状況に至った。これは誠に止むを得なかったことである。決して私の希望することではない。」

鬼畜米英とは朝日新聞の煽りであり、開戦の時に開戦したくないと昭和天皇が公言してます。
終戦後の修正じゃないですよ。開戦時に国民に向かって戦争を希望してないと言ったのです。
昭和天皇陛下の証言文献はたくさん残ってます。証言を見ると、ヒットラーなどファシズムに嫌悪しており、民主主義を大事にしているのはよくわかります。
中国大陸の拡大に都度反対した昭和天皇に対し、ことごとく無視したのが陸軍です。
欧州外遊して内弁慶ない裕仁殿下より、それを阻止しようとした右翼皇道派の方がファシズムです。
その外遊時、イギリス王ジョージ5世と個人的な会見をした記録もあります。吹き込まれたとみる事も出来ますし、現状を学んだとみる事もできます。
もちろんこれら証言など全て捏造だと考えることも出来ます。しかし、こんな敵対する双方からの証言が一致することを、大規模な捏造するほど、何が大事かと言うものは同じです。仮に捏造であればあるほど何を主眼に置いているのかが分かります。
そもそも根本的に捏造を隠しきれる政府体制になってません。漏れることばかりです。


天皇を唯一神とする国家神道
が起こりました。
明治維新から起き、太平洋戦争をピークとなりました。多分、あいつとあいつあたりが画策して、ローマ法王を頂点とする形態や、一向宗のような聖戦死することで極楽浄土へ行ける洗脳などを利用したのでしょう。
当然、天皇自身が望んでません
聖戦死なんて、阿弥陀如来も望んでないし、イエスもムハンマドも望んでないでしょう。
なのに、国家神道の過ちを天皇陛下に批判を向けるのは筋が通ってないと思います。

国家神道ピーク当時の開戦時のラジオ放送で、「戦争したくない」との天皇陛下の声明を聞いてる国民は、誰も信じてないんですよ。
憲兵がうるさいから従っているようにしてるだけですよ。
戦場で戦死した兵士たちも、表向きは天皇陛下のために死ぬと言いますが、本音は本土に残す家族のために死んだのだと思います。
つまり国家神道なんて、マスクワクチン真理教くらい、建前上でしょうね。誰も天皇が現人神なんて思っていません。

大胆な私見を述べます。
昭和天皇は、仮にイルミナティであれば、メンバー入りを"させられた"
皇族の離脱選択の余地のないように、そもそも選択出来ません。
統帥権は名ばかりで陸軍の暴走を止めようとして止められない記録ばかりです。そんな都合が悪い記録が残っていることが証明です。

私心から自国民を追い込む理由がありません。

次回に続きます。

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