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いつ尽きるともわからない時間に儚さを感じて。心のままに文字を綴っています。 〈お礼〉い…

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いつ尽きるともわからない時間に儚さを感じて。心のままに文字を綴っています。 〈お礼〉いつも読んでいただき、ありがとうございます。ご縁に心からの感謝を。

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真実の海

詩の一文字一文字は、真実の一滴一滴。 詩は真実の雫を閉じ込めた、真実の海。 言葉は愛。 言葉は愛そのもの。 言葉は愛を伝えるツール。 愛を広げるために生まれ、光の花を芽吹かせる種。 言葉の意味とは言葉の意(こころ)。 その言葉の音や、記号がそのうちに持つこころの表れ。 今存在するあらゆるものは、 α(アルファ)でありΩ(オメガ)。 すべてがはじまりであり、終わりである。

    • 蝶のいっしょう

      光がキラキラ輝いて あの蝶になった。 あの綺麗に羽ばたける蝶は 何を夢に見るのだろう。 もっと綺麗な場所を飛び回ることだろうか。 それとも むかし食べた花の蜜を思い出すのだろうか。 それは 誰にもわからない。 けれども綺麗な夢の色は 空に虹の橋をかける。

      • 今日ある命に感謝をして、 祈りの言葉を詠うことにします。

        • 「めぐりの歌」(下書き)

          一、 巡りめぐりて不死鳥となり 巡りめぐりて少女となる 巡りは等しくみなを攫って 巡りは鳥をも人をも攫って 巡りは等しくみなを攫って 巡りは恋をも哀をも攫って 巡りはどこへ行くのだろうか 巡りとどこに行くのだろうか 花枯れ山の向こうにも 葉流れ川の行方にも あの不死鳥はいるだろう あの少女とともにいるだろう 二、 巡りめぐりて私となりて 巡りめぐりてあなたとなる 巡りはいずこから生まれ 巡りはいずこで死ぬのだろう 来る日も生まれるあのお日様

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          2本

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          一字の生命

          今日もまた、 いつ尽きるとも知れぬ時間をいただき、 その時間を文字に変え、ここに綴る。 その人の話す一言一言が、 その人の生命の一滴一滴と思ったならば、 どんなに尊い音となろうか。 日頃目に触れる活字も、 それを生み出した人間の、 生命の凝縮だと思ったならば、 どんなに尊い線となろうか。 現代は、 あまりに、死が遠ざけられていると言われるが、 それと同時に生を感じる心も失ってはいないだろうか。 音に宿る命、 線に宿る命、 色に宿る命、 毎日無数

          一字の生命

          涙の役目

          一滴一滴と 涙を零す。 一滴一滴と そこから生まれい出来(いでき)た場所へと涙を還す。 一滴の涙で 一滴分、私たちは本来の自分へと還る。 生まれて今まで、一体何滴の涙を還してきただろうか。 いったい何滴分、元来た場所へ戻っただろうか。 私たちが元居た場所はきっと、大海原のようなところで、 この肉体を脱ぎ捨てたら、そのとき、 母なる海の一滴になっているのかもしれない。 人ひとりが一滴、 その一滴が集まって海となる。 きっとそれは恐ろしく多様な”透明”と

          涙の役目

          こんな美しい月をみていると、 遥かむかしの人 そして、遥かに遠い先の人々とも同じ時を共有しているような、 そんな気がしてしまうのは 気のせいだろうか。

          こんな美しい月をみていると、 遥かむかしの人 そして、遥かに遠い先の人々とも同じ時を共有しているような、 そんな気がしてしまうのは 気のせいだろうか。

          やはり「見方を変える」って楽しいですね。 「私たちは魚の”死骸(死体)”を食べているのだ」、 「電池の入っていない(もしくは、コードに繋がれていない)ラジオは”死んでいる”のだ」など。 新たな見方で世界を捉え直すと、生まれ変わったかのような錯覚を覚えたり。

          やはり「見方を変える」って楽しいですね。 「私たちは魚の”死骸(死体)”を食べているのだ」、 「電池の入っていない(もしくは、コードに繋がれていない)ラジオは”死んでいる”のだ」など。 新たな見方で世界を捉え直すと、生まれ変わったかのような錯覚を覚えたり。

          魂と霊、この二つは同じだと思いますか? それとも違うもの? 目に見えるものに入っている状態をスタンダードとするものを”魂”、 その逆(つまり、目に見えるものには入っていない)の状態をスタンダードとするものを”霊”というのかなと思ったり。 取り留めもなく考えるって、楽しいですね

          魂と霊、この二つは同じだと思いますか? それとも違うもの? 目に見えるものに入っている状態をスタンダードとするものを”魂”、 その逆(つまり、目に見えるものには入っていない)の状態をスタンダードとするものを”霊”というのかなと思ったり。 取り留めもなく考えるって、楽しいですね

          あの新しい、次のステージへの物を 与えて貰ったときの喜び。 あの新しいことを教わるという 言い知れぬ嬉しさ。 それらが私の原点。 やっぱりすべてには 喜びや楽しさがなくては

          あの新しい、次のステージへの物を 与えて貰ったときの喜び。 あの新しいことを教わるという 言い知れぬ嬉しさ。 それらが私の原点。 やっぱりすべてには 喜びや楽しさがなくては

          -ひめごじょ- 実家のある土地は昔“ひめごじょ(姫護所)”と呼ばれていたらしい。 地名の由来はわからないが、古地名が失われることに伴って失われたものも多そうで、この土地に何があったのか少し興味が湧く。

          -ひめごじょ- 実家のある土地は昔“ひめごじょ(姫護所)”と呼ばれていたらしい。 地名の由来はわからないが、古地名が失われることに伴って失われたものも多そうで、この土地に何があったのか少し興味が湧く。

          雲の流れは速度を増して

          こうやってすべての圧力に鈍感になって 窓の向こうに見える、似非ではあるがそれでも”自然”と呼べる風景に目をやると、 とたんに目も回りそうな速さで進む社会というものから自由になれたような気になれる。 あまりに速度が大きすぎる『社会』という集合体。 私はその速さに付いていけなくなってしまった。 すっかり落伍者だ。 今の社会の何が自分に合わなかったのだろうかと考えるが、 どうにも息が詰まりそうなのだ。 例えるなら、社会を部屋としたとき、どんどんとその幅は狭くなってい

          雲の流れは速度を増して

          少しずつ変わっていく。 少しずつ変わっている。 きっと その変化に後れを取ると、急激な変化が一度に襲ってくるのだろうか。

          少しずつ変わっていく。 少しずつ変わっている。 きっと その変化に後れを取ると、急激な変化が一度に襲ってくるのだろうか。

          蓮華草のなまえ

          蓮華草にはそれぞれ名前があって 蕾をつけると名前をもらうことになる 今日もまた 蕾たちが名前をもらおうと順番を待つ そして名前を得た蕾は 世界へと開くことになる 名前をもらうと花を開いて 世界へ生まれることになる 花を開く前はみんな”蓮華草”で 花を伸ばせば”一輪”となる 蕾のころはみな何かを予感して 花が開けたとたんに未知に溢れる世界と対面する あの少し前に”一輪”となった”蓮華草”は 今日はその心をどこまでそよがせているのだろうか あの向こうの

          蓮華草のなまえ

          〈文章が書けなくなって、読めなくなって〉 この言葉と言葉のあいだには どれほどのものが詰まっているのだろうかとそのあいだに潜り込む。 この一字には どれほどの広さがあるのだろうかと、その一字と二人きりの空間に入る。

          〈文章が書けなくなって、読めなくなって〉 この言葉と言葉のあいだには どれほどのものが詰まっているのだろうかとそのあいだに潜り込む。 この一字には どれほどの広さがあるのだろうかと、その一字と二人きりの空間に入る。

          三種の神器

          人はみなそれぞれのうちに、 勾玉と、鏡と剣を持っている。 たましいと、心と精神。 勾玉は、いのちという水の中を、自由に漂えばよい。 鏡は、きれいに磨いておけ。 剣は折れないように研いでおけ。 それでいて、柔軟であれ。

          三種の神器