もしも読書会を有料にするとしたら。 #2
こんにちは、よしだです。昨年の11月に「もしも読書会を有料にするとしたら。 #1」を開きました。その会では大まかな方向感がみえた気がしたので、#2ではより詳細な案を出してご意見をいただきたいと思っています。今回はその#2に向けて、具体的な案を記したいと思います。
有料化検討の経緯(おさらい)
まずは、なぜ有料化の検討をする必要があるのか、その経緯を少しだけおさらいしたいと思います。詳しくはこちらに記載しています。
現在オンライン読書会のツールとしてJitsiMeetというものを使っています。これは無料で使うことができ、機能としても十分です。なのですが、今後も無料で提供され続ける保証はないというのが妥当な見方なのだと思います。
これまでも、以前使っていたZoomの仕様変更などによって運用方法の見直しやツールの変更を行ってきました。しかし、その変更は結構大変で、負担に思うことも正直ありました。ですので、今使っているJitsiMeetが有料化された場合は、再度無料のツールを探すのではなく、みなさんに少しずつお金の面でご協力いただき有料のツールに切り替えて会を維持していきたいと考えています。
今から検討しておく理由としては、事が起きてからバタバタと検討してはベターな案をしっかりと考えられない可能性があるからです。事前にみなさんに感触を伺うことで、納得感があり、なるべく負担のないかたちにできるのではないかと考えています。
有料化の大きな方向感(おさらい)
前回の検討の会で、有料化の仕方としては、1回いくらというかたちではなく、月額でいくらというかたちが良いのではないかと思いました。しかも、月額は全員が払うのではなく、このリベルというコミュニティや会自体に共感などいただいた方に任意でいただくのがいいのではないかと思っています。また、幅広い方に参加いただきたいので、金額などは懐具合に応じてということで。以下に箇条書きで記します。
月額制だが、支払いは任意。参加料というより寄付という意味合い。
資金の使途は開示する。とはいえ、収入項目は寄付金のみ、支出項目はツール利用料のみとなる想定。
誰からいくらいただいたということは開示しない。なるべくみなさんにフラットに参加いただき対話をしたいため。
より詳細な検討の経緯についてはこちらに記しています。
有料化の詳細な案
ここからが今後定めていきたいことになります。先にあげた方向感をもとに、暫定的な案を考えました。以下をもとに会を開いてみなさんに意見を聞いてみたいと思います。
寄付額について
寄付額について、以下のように考えました。
1口500円
最大3口まで(万が一大きな金額をいただいた場合、恐縮してしまうためです)
自動更新とするが、十分な余裕ができた場合、こちらから寄付を停止する
会にかかる全体金額について
JitsiMeetが有料になった場合の金額は現時点では見当がつかないので、既存のツールで試算してみました。現在の読書会の進行に足る機能がついているか否かという基準でプランを選定しています。
※1:月で開催数が変動するので、年額と月額を併用する想定
※2:休日の9:30からの会と10:00からの会は同じ担当者が行うこととして割り当て直しが不要なので1回とカウント
仮にJitsiMeet以外で検討する場合、GoogleMeetの方が安いので、テストをして問題なさそうであればGoogleMeetとする可能性もあります。Zoomは使い慣れており安定性も高いと思いますが、ライセンスの考え方である1有料ライセンスで月4回まで割り当て可能という現行の仕様が変更される可能性があることもリスクです。その一方でGoogleMeetのようなライセンス形態ではたまに担当する人がいちいち有料ライセンス契約をしなければならず担当しにくくなるかもしれません。
その時になったら、まず第一には参加する方々の使い勝手の良さですが、運用面も考慮に入れさせていただき、全体としてベターなツールを選びたいと思っています。
決済手段について
決済手段については調べきれていない部分はあると思いますが、以下のような案が考えられます。
※継続支払い手数料として0.5%、その他に別途決済手数料として3.6%かかるようなので、合計で4.1%
手数料の面でも使える支払い手段の豊富さの面でもStripeがいいのではないかと考えています。イベント作成にPeatixを使っているのでPeatixの方が導入や設置はスムーズかもしれませんが、Stripeも決済ページは簡単に作れるようなので大きな問題ではないと考えています。
検討の会のお知らせ
以上を案として検討の会を開きたいと思います。日程などは以下の通りです。
詳細についてご質問・ご感想・ご意見をいただいてもいいですし、もっと大まかなところでご質問などいただいても大丈夫です。また、もろもろを決めていく基準は、この読書会に合っているかどうかということになります。読書会で大事にしていきたい雰囲気については以下のものとなっています。より詳しくはこちらに記しています。
無理はしないで、ゆっくりと気の赴くままに
対話的
誰でもいつでも参加できる
1点目と3点目は有料化に直接関係してくると思いますし、2点目についても対話的であるためにはどのような形式であるのがいいのかという大まかな部分で関係してくると思います。このような雰囲気に合う方法で考えていきたいと思っています。
今後について
今回検討することは、あくまでも暫定という位置付けです。仮にJitsiMeetが今のまま安定的に使えれば有料化はしません。ただ、JitsiMeetも音声や映像など安定しないので、そこは正直気になっています。会に大きな支障が出たり、先にあげた雰囲気に大きくマイナスな影響が出るようであれば、他の有料ツールへ変更する可能性もあります。ただ、なるべく無料のままいきたいとは考えています。
今回の会でおおむね良さそうという感触が得られれば、それを暫定案としてもっておき、実際にその時がきたらこの案をもとにツールなどについて詳細を再確認していきたいと思っています。
みなさんそれぞれお考えや状況が異なると思いますので、それぞれに合った参加スタイルがとれるよう、また有料化することが雰囲気に悪影響を及ぼさないよう、十分に検討していきたいと考えています。
(よしだ)
〈関連リンク〉
「知と明日を織り合わせる時間」をコンセプトとして、読書会や対話の時間を開いたりコンテンツを載せたりしています。 https://liber.community/ https://peatix.com/group/7196488/