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本来の自分の気持ちの見分け方

昨日、ある女性と会って話していて、深く共感することがありました。
その人は、自立していて成熟した大人の女性であり、本当に素敵な人なのです。
その人が、とある場面で「ずっと頑張ってきたんだね」と言われて、反射的に涙が溢れてしまったという話をしてくれました。

何を頑張ってきたかというと、子どもの頃から親の気持ちや周りの気持ち、全体にとって何がいいか?を瞬時に感じ取り、そちらを優先してきたということ。
それが習い性となってしまっていて、自分では無理しているつもりもなかったけれど、そう言われてみて(そうだ、私、ずっと頑張ってきた)と心の奥に響くものがあり、涙が出てしまったのだそうです。
(そうだよね、そうだよね、すごーく分かる)と思いながら、その話を聴きました。

その仕組みは巧妙で、自分の気持ちのすべてにベールが掛けられているようなイメージなんですよね。ベールの正体は、親の意向だったり、相手への気遣いだったり、良い人でいなくちゃという想いだったり、正しさだったり、人のためになるという想いだったり、いろいろです。
もうずっとその状態が続いているから、もはや本来の自分の気持ちがどれなのか?分からなくなっていて、癖で反射的に他を優先してしまいます。

だから、まずは小さなことから、これは本当に自分が望んでいること?自分がしたいこと?と自分に聴いてみること、大事ですよね。
そして、本来の自分の気持ちを見分ける方法として、身体の感覚に聴くことはお勧めです。

その選択をイメージした時に、身体が軽い感じがするか?視界が明るいイメージか?身体(特に胸やお腹、肩)が緩む感じがするか?
もちろん、単純にワクワクするか?とか気持ちを手掛かりにするのもいいのですが、身体の感覚やイメージってすごく正直。だから、それを手掛かりにして、本来の自分と対話をしてみるのはいいんじゃないかなと思います。

いつも本来の自分のままのゆきまる

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