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初めてのペットとの暮らし


こんにちは。veranoです。
(実はこんばんわだけど。)
Petに関して私の意見を書きだしました。
まだまだ、あの課題には書きたいことはありますが、
私のPetの話を書いてみます。

私の家族は5人家族です。
父、母、姉、兄、私と愛犬サリー
サリーは私が生まれた時から居たわんこです。
プードルとマルチーズが混ざった今はわざとmixと呼んでいますが
あの頃は雑種扱い。
母は、サリーの事を名前でも呼びますが「雑種」の位置づけは変わらないようだった。
姉がねだって父が買ってくれたそうですが、母は獣扱い。田舎の山奥に住んでいたらそう見えるのかもせれない。
サリーは私が生まれたころに飼った犬だった
とてもお利巧で、無駄無駄吠えしない、嚙みつかない。
特別しつけなどはしていなかったと思うけどとても穏やかで優しい犬だった。
私が幼稚園の頃お風呂もないボロ家から、そう新しくもない一軒家に引っ越した。
私は、両親が遅くして生まれた子なので姉や兄と歳が離れているので
物心がついたときには結構家族のはみ出し者だった。子ども扱い。もちろんサリーが私の家族だった。
サリーはいつの間にかどんどん歳をとって、おばあさんになった。
可愛がってるのは私だけ。
姉は高校生になり、バイトを始めて帰りが遅い。
兄は野球が忙しくて家にいるときは、食べてるか、寝てるか。
父は、トラックの運転手で早朝から居ない。
母は、専業主婦だが、兄の野球につきっきり。
私は?
誰と会話をしたらいいのだろう。
話相手はサリーだった。私が話すと首をかしげてきょとんとしている。
それでも、よかった。サリーが居る事が私には大事だったから。
小学生になりサリーはシニアいり。
今だからわかるが、小学生の時なんて犬がどれくらいの年齢なのかも知らなかった。
小学生の私にはお金もないし、もちろん母は餌だけしか買ってくれなかった。
私の机の下に段ボールをおいていらなくなったタオルを敷いてあるのがサリーの居場所。
いつでも一緒に居たかった。
両親に怒られて泣いたとき。
兄に意味もわからずたたかれたとき。
なんでか全部私が悪かった。
私の居場所は2段ベッドの下の段。
いつもそこで布団にくるまりながら、声をなるべく出さないように泣いた。
泣いた後はサリーがいつも心配そうに見ていてくれてた。
サリーを抱いて泣いたこともある。
布団には入れちゃいけないって母に言われていたけど内緒で一緒に寝たりもした。時には床に寝転がりそのまま寝ちゃうこともあった。
田舎育ちの、父と母はお盆と、お正月には必ず田舎に帰った。
もちろん私たちも。
お正月に田舎に行ったときサリーの具合が急に悪くなった。
私は焦ってどうしようかって抱きかかえたけれどサリーはそのまま天国へ逝ってしまった。涙が止まらない。母は「良く生きたよ。病気もしないでえらいえらい。」父は「一番かわいがっていたの私だもんな。」と言った。
唯一の家族を失った。それから私は布団にくるまって泣く。悪いことが起きると天国のサリーに話しかけた。
サリーは私が帰ってくると分かるようでいつも階段の上で待っていた。
「サリーただいまー!」というのが帰ってきての第一声。
それがもうできない。家には誰もいなくて、ポツンとしていた。
ゆっくり階段を上り布団に横たわる。
そんな毎日。ある日近くの公園に捨て犬が居た。
可哀想だと思って母に「公園に捨て犬がいるの!可哀想だから連れてきていい?」というと「だめ!!もう犬はうんざりサリーだけでいい。」
父は特別何もしないから「いいんじゃな?」適当な返答「ほら、パパがいいって言ってるじゃん。」
「ダメなの。サリーだってちゃんと面倒みれなかったのに。」ってサリーは姉が欲しくて飼った犬だ。確かに姉がサリーと触れ合ってるのを見たことはない。
それがどうやら、私が面倒を見ないと言われたみたいだった。


公園の犬を見に行くとすでに誰かに拾われていった。
「よかった・・・。」
きっと幸せになるよね!って思って心がすっとした。
学校に行くとどうやら捨て犬を拾ったのは同級生だったらしい。
「え?○○君が拾ったの?よかったー!じゃ会いに行けるね!」って少し嬉しくなった。

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