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画家と革作家の二刀流

こんにちは!

先週は猛暑日が続き本当にキツかったですね。
皆様、体調は大丈夫でしょうか?
作業場が蒸し風呂になってて本当辛かったです😂
日本の湿度のある暑さって暑い国の人でもキツイみたいですね。

今日は僕のやっている事を少し話したいと思います!
僕は普段、画家をやりながら革作家としても活動しています!!
元々は絵が好きで絵を描いていたんですが、描いた絵を何か他の物に載せれないかなって思いTシャツや帽子などにデザインを載せてるうちに革製品にたどり着きました!
きっかけは友達の『革にデザイン載せたらタトゥーっぽくてカッコ良くない?』そんな一言でした。
それはいいと思いすぐ近くのレザークラフト用品のお店に行き、本を読み漁り必要そうな工具と革を買って始めました。
最初に手をつけたのは皆様ご存じのレザーカービング。
デザインを描きトレースをして刻印していくうちに自分の心の中で『なんか違う』そんな感情が芽生えました。
自分がやりたかった事は本物の刺青の様な質感でした。
カービングではそのイメージを表現出来ないと思いなら本物のタトゥーマシンでタトゥーの施術の様に彫ってみればイメージ通りいくかもしれないと思いすぐ試してみました。

結論カービングよりはイメージに近かったのですが本物のタトゥーの様にはいきませんでした。
やはり生きた皮膚とは違い再生能力がないのでどうしても針で刺した質感が残ってしまいデザインより傷が目立つ感じになってしまったのです。
実際にこの手法を行なっているメーカーさんも多少いますが僕の理想とは違っていました。

そして最後に辿り着いたのが染色です。
染色なら色のレパートリーは無限に作れ、傷を付けることもなく本物のタトゥーの質感にかなり近い物が出来ました!!
染色のため少しのミスも許されないですが、この条件もリアルのタトゥーと同じなのでそこも結果的には僕がやりたかった事とマッチしました。

そして仕上がった作品がこちらです↓

革と絵が上手く融合した独自の作品になりました!

これも革作家と画家という二刀流でやっているからこその僕なりのスタイルだと思っています。

2020年頃より本格的に美術展などにも出ていますので機会がありましたら是非実物をご覧頂きたいと思っています。

それでは🖐

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